バブル時代に粋な存在!『シティーハンター』の小型車たち。怪盗ヒーローとの共通点も
怪盗ヒーローを彷彿させる共通点

冴羽リョウはなぜ小粋な小型車を愛したのか? 考えをめぐらせていると、彼の先をゆく闇の稼業のヒーローにたどりつきました。それは、「ルパン三世」。小型車を愛した主人公です。
「フィアットチンクエチェント」をはじめ、「シトロエン2CV」「アルファロメオ 6C1750」なども、記憶に残る欧州の小粋な小型車でした。
ルパンと冴羽リョウが似ているのはクルマだけではありません。ジャケット姿もさることながら、一番の共通点は「スケベ」なところ。『シティーハンター』では冴羽リョウの“もっこり”に槇村香がハンマーでお仕置きをするシーンがおなじみです。一方、『ルパン三世』でスケベな部分が集約されたシーンといえば、ベッドの上の峰不二子に飛びつこうとして、空中で服を脱ぐシーンです(結局、空振りに終わるのですが)。
『シティーハンター』の小粋な小型車はオマージュのひとつだったのかもしれません。……と、この原稿を書いている最中、ちょうど『ルパン三世』復活のニュースを目にすることになり、驚きました。2021年でアニメ化50周年を迎えたことを記念した新作『ルパン三世 PART6』が10月に日本テレビで放送されるそうです。
そうなると、『シティーハンター』もスピンオフではなく、本編の物語として復活してほしいものです。その時、冴羽リョウはいったいどんなクルマで現れるのでしょう。
新しいMINIは大きくなりすぎたし、古いミニは追跡やカーチェイスではスペック的に少々しんどい……となると、今の欧州の小型車、「ルノーメガーヌRS」や「プジョー208」「アバルト595c pista」あたりが有力かもしれません。
※冴羽リョウの「リョウ」は、正しくは「けものへん+うかんむりなしの寮」。
(遠藤昇輝)






