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懐かし「ワンダフル」枠の名作アニメ3選。有名声優を発掘した重要作も…!

2000年代の秋葉原の顔、後世に影響与えた重要作

●『Di Gi Charat』

アニメ「デ・ジ・キャラットにょ DVD-BOX 上巻」(バンダイビジュアル)
アニメ「デ・ジ・キャラットにょ DVD-BOX 上巻」(バンダイビジュアル)

 1999年11月30日から12月24日にかけて放送。全16話+スペシャル版+劇場版。ワンダフルアニメの最終作でもあります。

 1990年代から2000年代にかけて秋葉原文化をけん引したブロッコリーのキャラクター企画「デ・ジ・キャラット」のアニメ化作品です。声優は公募で、主人公のデ・ジ・キャラットには真田アサミ氏が選抜されました。

 このときのオーディションでは、その後膨大な数の作品で主役・準主役級を演じることとなる沢城みゆき氏が審査員特別賞を受賞し、でじこの妹分のプチ・キャラットで出演、アニメ声優としてデビューを果たしています。このときまだ素人同然だった沢城氏はラ・ビ・アン・ローズ役の氷上恭子氏の推薦で事務所に所属し本格的に声優の道を歩み始めたということもあり、もし本作がなければ、今の沢城氏は存在しなかったのかもしれません。『Di Gi Charat』には後につながる偉大な功績があるといえるでしょう。

 作品内容としては、可愛らしいキャラクターとは裏腹に、荒くれもののでじこが目からビームを放ち、ぷちこは容赦のない毒舌を叩きつける、スラップスティックコメディとなっていました。林原めぐみ氏が演じた「ぴよこ」ことピョコラ=アナローグIII世も人気キャラクターとしてしばしばクローズアップされていました。

 次の瞬間何が起こるのか分かるようで分からない、シュール極まりない作風には中毒者が続出し、高い人気を獲得しました。放送終了後も人気は衰えることなくスペシャル版として続編が作られ続け、劇場版も公開されています。

 また、数多くの楽曲も発表されており、作中でもキャラクターがライブのように歌うシーンが存在するなど、現在では当たり前のように展開されているアニメキャラと歌を組み合わせた演出の先駆けとしても、非常に重要な作品といえるでしょう。

(ライター 早川清一朗)

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