ジャンプで期待集める「次の看板作品」3選。アニメ化される前に原作で楽しみたい!
今の「ジャンプのギャグマンガ」を代表する作品も
●僕とロボコ(宮崎周平作)
「少年ジャンプ」2020年31号より連載スタートした『僕とロボコ』は、まもなく連載1周年を迎える作品です。
同作品は、美少女メイドロボ「オーダーメイド」が一家に一台普及した時代で、ドジっ娘メイドロボ・ロボコと心優しい少年・ボンドの日常を描いたギャグマンガです。
『僕とロボコ』が注目されているポイントとして、ロボットと少年の日常を描いた作品である『ドラえもん』とよく似た設定が挙げられます。作中に登場するキャラクターも、我知ゴリラや大金持ちでキザな金尾モツオなど、どこかで見たことありそうなキャラが続々。第1巻の表紙の配置なども、「意識的に寄せている?」と思わせる部分があります。
また作中では、マンガ好きならば思わずテンションが上がってしまう要素も。『DRAGON BALL』や『SLAM DUNK』といったジャンプ史に名を刻む作品から、現在連載中の『呪術廻戦』など、ジャンプ作品のパロディが多く登場します。
「あれ、この展開みたことあるな」と読者に思わせることで、さらに注目を集めているのではないでしょうか。「少年ジャンプ」で連載中のギャグマンガのなかで一強といってもよい『僕とロボコ』は、ジャンプ作品が好きな方にぜひ読んで欲しい作品です。
(井上椋太)