【漫画】孤独な中年男性の前に謎の生き物が…生活が輝き始めた矢先、予想外の展開に!
ひとり暮らしの中年男性は、会社と家を往復する孤独な日々。ある日、同じアパートの住人が孤独死していたことが分かり、自分と重なって将来を悲観する男性。翌朝、部屋に謎の生き物が……。大家さんのマンガが驚きの展開に!
なんとなく生きていた毎日が、突然変化し…!
ひとり暮らしの中年男性・榛名は、会社と家を往復する張り合いのない日々を送っていました。ある日帰宅すると警察が。同じアパートの住人が孤独死していたのです。自分と重なり、布団のなかで将来を悲観する榛名。翌朝目覚めると、部屋に謎の生き物が……!
大家さん(@ksyjkysk)による創作マンガ『生命体X』がTwitterで公開されました。毎日をなんとなく生きていた男性が、謎の生き物と過ごすうちに変化していくさまが描かれるなか、物語は後半で驚きの展開を迎えます。
読者からは「面白かった」「やられた」「切ない壮大なストーリー」「怖いような、悲しいような、いろんな感情になる」「生命体Xってそういう……」「誰かと生きる難しさを感じた」「いろいろ動く原動力になりそうなお話」「最後どうなるかと思ったけど何か和んだ」などの声があがりました。
作者の大家さんに、お話を聞きました。
ーー大家さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
元々はオリジナルで活動していなかったんですが、自分で作り出した人物や物語を絵に起こす作業が楽しいと気付き、マンガを描き始めました。
ーー『生命体X』のお話はどのようにして生まれましたか?
当時ネコがすごく飼いたくて、今まで動物を一度も飼ったことがなかったので、人間以外の動物と同居するってどんな感じなんだろうと想像していたら、『生命体X』を思いつきました。
ーー後半の展開に驚かされつつ、自分の生き方について考えさせられる、深いテーマの作品と感じました。このお話を描くうえで特に力を入れたところや、工夫なさった点、心がけた点などを教えて下さい。
なんとなく過ごしている生活でも、いつ突然終わりが来るか分からないという諸行無常と、生きているつもりでも実は生かされていたという脱力感を読んでいる方に感じてほしかったので、主人公の榛名に感情移入していただけるように日常のなかの小さな幸せを描くよう心がけました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
主人公の榛名に対して「地球でできなかったことを後悔していたみたいだから、これからはいろんな経験ができるといいな」という感想をいただいて、すごく優しいことをおっしゃってくださるな、ととても印象に残っています。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
あまり筆が早い方ではないので、ゆっくり更新していきたいです。いろんな人に楽しんでいただけるような作品を作りたいと思っています。
(マグミクス編集部)