恋人をストーカーに殺された男性、失意の末… 驚きの“どんでん返し”に読者騒然!『インスタントライフ』
『インスタントライフ』待望の単行本2巻が発売されました。恋人をストーカーに殺された男性は失意のなか命を絶ち……。今作も驚きの展開と斬新な描写で読者の注目を集めています。作者・江戸川治さんにお話を聞きました。
最後で分かる…ストーカーの本当の怖さ

もし、3分間だけ命が復活するとしたら……。そんな「もし」を形にしたマンガ『インスタントライフ』が「くらげバンチ」にて連載中です。不思議な力を持つ男性と助手の女子高生による「インスタントライフ」が依頼を受け、死体にお湯をかけることで3分間だけ命をよみがえらせるという1話完結の物語。第1話公開から高いアクセス数を維持している注目作品です。
『インスタントライフ』は単行本1巻が好評のなか、待望の2巻が2021年7月9日に発売されました。作者はTwitterで短編マンガを多数発表している、フォロワー18万人の漫画家・江戸川治さん(@edoosam)。
2巻収録の第11話『めくれる』は、ストーカー殺人がテーマとなっています。一目惚れした女性・ひまりと付き合えることになった男性。しかし彼女にはいつもストーカーの影が。そして彼女はストーカーに殺されてしまいます。失意の男性は自殺し……というストーリー。
物語の途中で驚きの展開が待ち受ける、斬新な描写の作品に、読者から「だまされた」「驚きに驚きを重ねてくるなあ」「ストーカー怖いよお」「面白い」「ゾッとする感じ、最高」「どんでん返しすぎる」などの声があがりました。
各話、さまざまな人間ドラマが繰り広げられている『インスタントライフ』。作者の江戸川治先生に、単行本2巻についてお話を聞きました。
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ーー1巻が好評のなか、2巻の発売となりました。2巻の発売に際してのご自身の思いを教えて下さい。
江戸川治先生(以下、敬称略) 2巻もすごく思い入れがあるので、たくさん売れてほしいです。
ーー2巻収録作品の第11話『めくれる』は、途中でタイトルの意味が分かる、驚きの展開が反響を呼んでいます。このお話を描くうえで工夫なさった点などを教えて下さい。
江戸川治 工夫した点は吹き出しがめくれて本性が出るところと、タイトルが『めくれる』で真実がめくれるところがかかってるところです。

ーー2巻の発売を多くの読者が楽しみに待っていました。2巻の見どころはどういったところでしょうか。
江戸川治 2巻の見どころは徐々に「インスタントライフ」のふたりの背景が見えてくるところです。
ーー『インスタントライフ』の今後の連載の構想について、お話できる範囲で教えて下さい。
江戸川治 いろんなキャラクターを徐々に増やしていって、キャラクターを深掘りしていけたらなと思っています。
●江戸川治先生 過去のインタビュー
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(マグミクス編集部)