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『ダイの大冒険』ロン・ベルク登場で新章に突入 「名シーンを早く」複雑な気分に

ついに動き出したミストバーンに注目!

監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』新装彩録版第10巻(集英社)
監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』新装彩録版第10巻(集英社)

 勇者側がパワーアップしたということは、それだけ敵である魔王軍も強大ということです。今回の魔王軍の指揮官は、魔影軍団の軍団長である魔影参謀ミストバーン。これまでバルジ島での戦いでダイの前に現れたこともありましたが、あの時は様子見でした。

 しかし、今回はハドラーの覚悟を見て本気で戦うようで、魔王軍の切り札とも言うべき鬼岩城を投入、魔影軍団の戦力も総動員して戦いに臨みます。大魔王バーン腹心の部下であるミストバーンが、最前線でどう戦うのか興味は尽きません。

 ミストバーンといえば無口であまり感情を表に出しませんが、自ら最前線に出てきたせいなのか今回の闘いでは、これまでにない意外な一面も見られるかもしれません。もちろん、ヒュンケルとの闇の師弟対決も見どころのひとつとなるでしょう。

 その部下であるさまようよろい系のモンスターも大量に登場。鬼岩城のなかで次々と生み出されているので、その数はほぼ無限という大軍勢です。これまでになかった多人数での大バトルが繰り広げられることでしょうから、CGをふんだんに使った戦闘シーンも期待したいところです。

 もちろん、今回の最大の敵は動き出した鬼岩城です。その大きさだけで驚異。連載当時は、ラスボスになるんじゃないかとファンの間でうわさになっていたほどです。どうやってダイたちがこの動く要塞を攻略するのか今から楽しみですね。

 そして、もっとも気になるのは超魔生物に改造されているハドラーの今後の動向です。 果たしていつごろ戦線へと戻ってくるのか? ダイとの戦いの行方は? 一刻も早く動いてる場面を見たい、とても激しいバトルになりそうな予感がします。

 しかし、今後も原作マンガにあった名シーンを少しでも早くアニメでも見たいのですが、そうすると最後まで決まっている作品だけに、終わりを急がせているみたいで複雑な気分になってしまいますね。できれば原作マンガのすべてを余すことなくアニメ化して、今後も存分に楽しませてもらえればと思います。

(加々美利治)

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