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『呪術廻戦』現代人にぶっ刺さる、七海建人の言葉5選 社会に疲れた人必見!

人間の負の感情によって生まれた「呪霊」とそれらを祓う「呪術師」による架空の世界観を描いた『呪術廻戦』のなかで、現代人の読者にぶっ刺さっているキャラこそが「七海建人」。呪術師でありながら一般的な社会人生活を経験し、その後脱サラした七海の言葉は我々読者にも刺さるものばかり。

明日も働く糧になる七海建人の言葉の数々…

著:芥見下々『呪術廻戦』第11巻(集英社)
著:芥見下々『呪術廻戦』第11巻(集英社)

 7月は新生活が始まってからしばらく経ち、心身ともに疲労が溜まってきている季節。酷暑が続いて外に出るのも嫌という生活のなかで無気力に近い状態で日々を過ごし、仕事を頑張っている社会人の皆さんも多いのではないでしょうか。

 そんな疲れた現代人に作中から多くのメッセージを送ってくれているのが『呪術廻戦』の人気キャラ・ナナミンこと「七海建人」。かつては証券会社に勤め、脱サラして呪術師に出戻ってきた彼はその理由を「呪術師も労働もクソ」と話すなど一般社会人としても呪術師としても多くの苦労を経験、絶望や後悔を乗り越えてきたことから、どこかひとつひとつの発言に深みや説得力が感じられ、作中イチのしっかり者と言われることも多いです。

 この記事ではそんな七海建人が作中で発した”現代人にぶっ刺さる言葉”の数々を紹介。共感性の高いちょっとしたひと言から大事なことに気付かせてくれる名言まで、脱サラ呪術師ならではの言葉の数々となっています。

●「小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです」

「君はいくつか死線を超えてきた でもそれで大人になったわけじゃない」と話した七海が続けて虎杖に言った「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです」という言葉。七海の代表的な名言であり、多くの読者の心に刺さったであろう「大人な」発言です。誰にも、ちょっとした絶望は日常でたくさんあるはず。そのひとつひとつが自分たちのことを成長させてくれると、絶望との付き合い方を教えてくれています。

●「それは見ようとしないからです…」

 呪霊が現れたという場所に虎杖と共に駆け付けた七海。呪霊を目の前にしているにも関わらず、「見えない」と答える呪術師としてまだまだ未熟な虎杖に放ったセリフです。見えないのは虎杖が見ようとしないからだと言い放ち、その成長を促します。身の回りにある仕事でも目の前の課題に対して「できない」と決めつけがちですが、実は「やろうとしていないだけ……」なんてことはよくある話。思い当たる人も多いのではないでしょうか。

●「そこそこで済むならそこそこで」

 呪力について学ぶ際に「気張ってこーぜ」と気合をいれる虎杖に対してこう返したシーン。一見、初登場時から真面目な面が強かった七海のギャグっぽいシーンにも見えますが、話が進んでいくうちにこれも彼なりのメッセージなのではないかと思えてきます。どうしても新たなことにチャレンジする際には気持ちが入りすぎて肩に力が入ってしまいがちですが、そこそこの力で済むならそれに越したことはないというのは頷けるところがあります。その場のテンションだけではなく、合理的に、よりうまくいくのはどちらなのか、今一度考えることも時には大切なようです。

●「17時半…今日は10時から働いているので…何が何でも18時には上がります」

 これも多くの社会人が七海のとりこになるのをよく示したセリフのひとつ。会社で働く多くの社会人は、こんなことを考えながら仕事をした経験はあるのではないでしょうか。何気ないセリフのようですが、呪術師屈指の真面目な仕事人で合理的な人間である七海でも決められた時間で働き、退社するという”メリハリ”は大事にしているということが分かります。色んな事情があって定時で上がれない、そんな方も七海のこのセリフを言ってカッコよく退勤してみたいものですね。

●「同じクソならより適性のある方を」

 呪術師からサラリーマンに転身した七海が再び呪術師になる道を選んだ理由を話すシーンでのひと言です。呪術師の生活に嫌気が刺した結果、「呪いと無縁の生活ができるなら」と半ば消去法的な考えで、無気力状態で仕事をしていた七海があえて再び呪術師に戻る道に選んだのはそのきっかけを与えてくれた人間の存在と、七海が「よりやりがいを得られ、他人を助けることができる事がどちらか」を冷静に見極められる判断力があったからこそ。もしも自分が何かで八方ふさがりになりそうになった時も、この言葉で何かに気付くきっかけになるかもしれません。

(ハヤサカコウキ)

【画像】仕事に連れていきたい、『呪術』マスコット(7枚)

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