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40代コロコロ中年、「2台目」に手を出す!大人のRCカーライフ(9)

リヤタイヤのホイールに苦戦

「グラスホッパー」の本体キットを開けたところ
「グラスホッパー」の本体キットを開けたところ

 チャンプさんに到着した筆者は、先に伺っておいたパーツの名前や型番を伝えて、ひととおり品物をそろえてもらいました。しかしこのとき店員さんから気になる一言が。

「グラスホッパーにはもったいないですよ?」

 もったいない。確かに約5000円のグラスホッパーに組み込むパーツ類が約2万円というのは、確かにその通りだと思います。もう少し安いパーツに入れ替えようとも思ったのですが、そのときあるアイデアが頭に浮かびました。

「そうだ。今日買ったパーツでホットショットを強化して、外したパーツをグラスホッパーに組み込もう」

 というわけで、計画した通りのパーツを購入。ホットショットの作業は新北総サーキットさんでオーナーさんに見てもらいながらやることにして、まずはグラスホッパーの外装を作ります。これは先にホットショットを経験しているので簡単に進んでいきます。このままあっさり完成と思ったのですが、思わぬところでストップがかかってしまいました。

 リヤタイヤにホイールが入らないのです。マニュアルを見ながらなんとか入れようとしても、ぜんぜん入りません。1時間ほど格闘したのですが……。

「無理だー!!!!!」 と叫んで放り出す羽目になりました。

 仕方がありません。こういうときはやはり、分かる人に聞くのが近道です。というわけで、組み立て途中のグラスホッパーを携えて、新北総サーキットに向かいます。そこで判明した事実は……。

 グラスホッパーのリヤタイヤは、まずホイールを縦に差し込む必要があったのです。

 縦に差し込んでタイヤの中にホイールを取り込んでから、回転させてはめ込む形式だったんですね。筆者はホイールを横にして、溝の部分にタイヤを引っかけて入れようとしていたので全然ダメだったのです。マニュアルも、よくよく見ると挿絵は縦に差し込むよう描かれていました。

 まったく気づきませんでした! こういうとき経験者のアドバイスはありがたいものです。初心者だと一度ハマると抜け出せないことが多いので。

 タイヤの問題も解決し、この日はホットショットの解体とパーツの組み込みも行うことになりました。これも苦戦の連続でしたが、また次回紹介させていただければと思います。

(早川清一朗)

【画像】「グラスホッパー」本体より高い? 高性能なRCカーのパーツたち(7枚)

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