まさかの途中退場「ジャンプ」人気キャラ 作者の覚悟はいかほど…
アニメやマンガにはさまざまなキャラクターが登場しますが、“ストーリーの途中で殺されてしまうキャラ”も少なくありません。なかでもファンが多い“メインキャラ”が亡くなってしまった時は、驚きを隠せないもの。では実際に、どのようなキャラが「作者はよく殺したなぁ」と思われているのでしょうか。
衝撃的な展開を迎えた『DEATH NOTE』
アニメやマンガにおいて、“メインキャラクターが殺される描写”は意外と少なくありません。“絶対に死なないと思っていたキャラ”が死んでしまう展開に、「作者は思い切ったなぁ」と感じる人も多いのではないでしょうか。“ファンの予想を裏切って思わぬ死を遂げたキャラ”を「週刊少年ジャンプ」掲載作品から紹介します。
※本記事は、『DEATH NOTE』『鬼滅の刃』『チェンソーマン』のキャラクターの生死にかかわる記述があります。
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まず多くの人から名前が挙がっていたのは、超人気キャラとして知られる『DEATH NOTE』のL。人を殺せる“デスノート”を巡って夜神月とLによる壮絶な頭脳戦が繰り広げられますが、途中でLは夜神月の策略にハマり殺されてしまいます。同作はふたりの激闘をメインに描いてきたため、掲載当時は“Lが死ぬ展開”に驚きを隠せない人が続出しました。
またマンガ『鬼滅の刃』でも、無限城での戦いで“柱”のひとり・時透無一郎が亡くなった際は、「週刊少年ジャンプ」で連載を追っていたファンから悲鳴があがりました。天才剣士の無一郎ですが、十二鬼月のなかで最も強い上弦の壱・黒死牟との戦いで命を落としてしまいます。さらに炭治郎の同期・不死川玄弥も黒死牟の攻撃によって重症を負い、最後は兄の実弥に看取られながら死去。これまで鬼を殲滅するために奮闘してきた“将来有望な若いふたりの死”は、涙なしでは語れません。
マンガ『チェンソーマン』でも多くの登場キャラが退場しますが、特に衝撃的だったのは血の悪魔・パワーがマキマに殺されるシーンです。パワーと言えば主人公・デンジと行動をともにするメインキャラクター的な存在で、過去に行われた「キャラクター人気投票」では見事1位に輝いたこともあります。そんな彼女は単行本10巻で、内閣官房長官直属のデビルハンター・マキマの手によって殺されます。その後ポチタのおかげで一度は復活するものの、デンジに「ワシの血をやる かわりに…… ワシを見つけに来てくれ」と告げて再び消滅してしまいました。
活躍が期待されるキャラを“退場させる”という大胆なストーリーや演出に、一目置く読者は多いようです。
(マグミクス編集部)