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年代がバレる?「青龍・白虎・朱雀・玄武」四神を覚えるきっかけになった作品

みなさんは中国神話に登場する「四神」をご存知でしょうか。四方を司る聖獣で、青龍・白虎・朱雀・玄武の名前に聞き覚えのある人は多いと思いますが、その理由は以前からマンガやアニメなどの題材に選ばれいるからではないでしょうか。「どの作品で四神を知ったか」で年代がバレるという話題がネット上で盛り上がりを見せています。

さまざまな形でマンガ・小説などに登場

ベイブレードを愛する小学生・木ノ宮タカオのバトルを描いた『爆転シュート ベイブレード』1巻(小学館)
ベイブレードを愛する小学生・木ノ宮タカオのバトルを描いた『爆転シュート ベイブレード』1巻(小学館)

 中国神話に登場する青龍・白虎・朱雀・玄武は、東西南北の四方を司る“四神”と呼ばれています。中国神話といっても、日本のマンガや小説などでたびたび題材にされていることから、名前を知っている人は少なくないでしょう。先日ネット上では、「四神を覚えるきっかけとなった作品で年代がバレる」という話題が注目を集めました。今回は四神をモチーフにした設定やキャラクターが登場する作品を紹介します。

 まずは一大ブームを巻き起こし、現在20代中ごろから後半の人びとに大きな影響を与えたといわれるアニメ『爆転シュート ベイブレード』から。2001年1月から放送開始した同作は、ベーゴマを現代風にアレンジした対戦玩具を原作にしています。

 ベイブレードには聖獣が宿り、そのキャラクターの特性を活かした迫力のベイバトルが繰り広げられます。メインキャラクターであるタカオが青龍、カイが朱雀、レイが白虎、マックスが玄武を使いこなしました。

 2004年3月からスタートした池田美代子先生の小説「妖界ナビ・ルナ」シリーズは、現在20代の読者層に影響を与えた作品で、コミカライズもされています。児童養護施設・星の子学園で暮らす少女・竜堂ルナの冒険が描かれていて、2005年11月~2006年9月にかけて刊行されたエピソードに四神が登場しました。また2007年1月刊行の完結編では、東西南北を司る四神に加えて中央の聖獣とされる黄龍も登場。同作で四神ならぬ“五神”の存在を初めて知ったという読者は少なくないでしょう。

 現在の30~40代の脳裏に四神を刻み込んだのは、1990年12月に連載がスタートした冨樫義博先生のマンガ『幽☆遊☆白書』です。主人公の霊界探偵・浦飯幽助が、人間から妖怪までさまざまな相手とバトルを展開しましたが、四神はいずれも幽助の敵として立ちはだりました。また、この戦いは蔵馬と飛影が仲間に加わったエピソードとしても印象に残っているファンが多いのではないでしょうか。

(マグミクス編集部)

【画像】四神を知るきっかけとなった作品たち。忘れちゃいけない格闘マンガも!(3枚)

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