「スーパーロボット大戦OG展」が開催中。オリジナルロボットの歴史を体感できる
オリジナルロボットの歴史に圧倒される

ここで右に顔を向け、2019年の『スーパーロボット大戦DD』に登場したメラフディンとディーダリオンを眺めると、次に登場するのが元祖オリジナルロボットであるサイバスターとパイロットのマサキ・アンドウです。リューネ・ゾルダークのヴァルシオーネ(R)、そして宿敵たるグランゾンとシュウ・シラカワ。この3機と3人の人気こそが、今につながるオリジナルロボットの歴史を作り出したといってよいでしょう。
1995年発売の『第4次スーパーロボット大戦』で初登場となったグルンガスト、2001年の『スーパーロボット大戦A』の男主人公専用機であるソウルゲインなど、ここに記しきれないほどのロボットの数々に圧倒されながらさらに歩みを進めると、『R』『COMPACT3』『αシリーズ』『J』『ORIGINAL GENERATION』『リアルロボットレジメント』に登場した機体の設定資料が次々と現れます。
その先には、TVアニメ『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-』の設定画が展示されており、アニメ用にブラッシュアップされたサイバスターやアルトアイゼンを見ることができます。
展示も後半に差し掛かったところで姿を見せるのが、サイバスターが手にする剣「ディスカッター」をはじめとする模型の数々。その先で待っているのは「スパロボ」シリーズのコミックスなどに使用された版権画。数多くの美女たちや迫力あるロボットが並ぶ光景は実に圧巻です。
展示会の出口付近では、Tシャツやキーホルダーを始めとしたさまざまなオリジナルグッズの購入が可能です。ずっと「スパロボ」をプレイし続けている方、かつて「スパロボ」にはまっていた方、いま新たに始めようという方、いずれにとっても満足できるイベントといえるでしょう。なお、本イベントの前売り券は販売終了となっていますが、当日券の販売も行われています。事前に問い合わせの上でお出かけください。
(早川清一朗)
●スーパーロボット大戦OG展
日程:2021年8月27日(金)~9月26日(日) ※9月12日から一部展示の入れ替えを予定
会場:西武渋谷店モヴィーダ館7階特設会場(東京都渋谷区宇田川町21-1)
主催:株式会社エニー、株式会社クレイジーバンプ/墓場の画廊
監修:株式会社バンダイナムコエンターテインメント、株式会社B.B.スタジオ
(C)SRWOG PROJECT