40代コロコロ中年 グラスホッパーを走らせる&転がす? 大人のRCカーライフ(11)
かつての愛機「ホットショット」を約35年ぶりに手に入れ、さらに2台目のRCカーとして「グラスホッパー」を組み上げた筆者でしたが、雨ばかりでなかなかコースに出られない状況に。ようやく雨もやみ、グラスホッパーを走らせてみましたが……?
グラスホッパーは転がすものと見つけたり
約35年ぶりにタミヤのRCカー「ホットショット」を手に入れ、さらに当時の入門モデル「グラスホッパー」も入手した筆者。改造パーツの組み込みも完成し、さっそく走らせに行こうとしましたが、ちょうど雨ばかりの時期にさしかかってしまいました。天気予報と仕事のスケジュールとにらめっこを続け、どうにか時間を確保、千葉県富里市にある「新北総サーキット」へと向かいます。
この時は見事にリポバッテリー用の充電器を忘れたので、オーナーさんに貸していただきました。いつもご迷惑をおかけしております……。
この日は昼前にお邪魔したので、まずはバッテリーを充電しながらのんびりお食事タイムです。蝉の声を聞きながら食べるおにぎりのうまいこと。子供のころにおばあちゃんの家に遊びに行ったときのことをふと思い出します。
さて、バッテリーの充電が完了したらすぐに走らせようと思ったのですが、思わぬ難題が待ち構えていました。リポバッテリーがグラスホッパーのなかになかなか収まらないのです。オーナーさんによると、リポは昔のバッテリーよりも少し大きいので、古いマシンだとたまにこういうことがあるそうです。
最終的にはなんとか押し込みましたが、バッテリーを取り出すときはボディを外さなければ難しいということも分かりました。あまり頻繁にボディを外すとネジ山がつぶれてしまうので悩ましい問題です。いずれ何か手を打たなければいけないかもしれません。
とりあえずバッテリーの問題は解決したので、次はサーボやアンプの微調整です。トリムやサブトリムを修正し、まずはまっすぐ走れるようにしなければいけません。これはオーナーさんに手伝っていただきながらどうにか完了し、いざ走らせてみたのですが……。
グラスホッパー、跳ねすぎ。
リアのサスペンションに使われているスプリングが固いようで、コースのちょっとしたデコボコに触れただけでもポーンとよく跳ねて転がってしまいます。フルスピードを出したら簡単にすってんころりん。バッタと名付けられているのは伊達ではありません。