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声優・鈴村健一のデビューは偶然の出来事 少年を思わせる演技でファンを引き付ける魅力

リュウタロス、ヤン、若林など、さまざまなタイプのキャラを熱演

『宇宙戦艦ヤマト2199』島大介役 画像はDVD1(バンダイビジュアル) (C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
『宇宙戦艦ヤマト2199』島大介役 画像はDVD1(バンダイビジュアル) (C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会

 知名度の高くなった鈴村さんが、さらなる高みへと昇ることのきっかけとなったキャラ。それはアニメでなく特撮の世界で出会うことになります。

 それが『仮面ライダー電王』(2007年)のリュウタロスでした。この作品がきっかけで『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』では素顔での出演を経験、今現在でもリュウタロスとして定期的な出演をするなど、深く長いお付き合いとなります。さらにこの作品がきっかけで、第2回声優アワードで作品がシナジー賞、自身はパーソナリティ賞というダブル受賞しました。

 この後の活躍は筆者でも追いきれないほど多いので、一部のキャラだけで失礼します。

『黒子のバスケ』(2012~2015年)の紫原敦は、子供っぽくて紫という部分がリュウタロスみたいだと指摘するファンもいました。のんびり屋ながら怒った時の威圧感が半端なく印象的ですね。

『宇宙戦艦ヤマト2199』(2013年)の島大介では、アフレコ現場で解説するほどの旧作知識を披露しているようです。本人は詳しくないと言っていますが、周りにはそんなことはないと突っ込まれている模様。これから続編である『宇宙戦艦ヤマト2205』もあるので、今後の活躍も期待できます。

 美形キャラや二枚目キャラの多い鈴村さんですが、『おそ松さん』(2015年~)ではギャグキャラのイヤミを演じていました。登場キャラすべての壊れ方が半端ない本作ですから、鈴村さんのギャグ調の強い演技は一見の価値ありでしょうか。

『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(2018年~)のヤン・ウェンリーも、続編が発表されているので期待されている作品です。今後の動向に注目したいですね。

 2018年度版『キャプテン翼』(第4作)では若林源三を演じていますが、実は2001年度版の第3作でも鈴村さんが演じていました。前作キャストで唯一残ったのが鈴村さんだけ。この先の続編があれば、またS・G・G・Kの若林を演じてほしいですね。

『SSSS.GRIDMAN』(2018年)のアンチが終盤で変身したグリッドナイトが成長して、ナイトとして登場した『SSSS.DYNAZENON』での活躍も最近、話題になった作品のひとつです。今後もシリーズがあることを期待したいところ。

 続きと言えば『鬼滅の刃』(2019年~)の伊黒小芭内は、まだ顔見せ程度の出番でしたから、今後の活躍にファンも期待していることでしょう。果たして今秋からの新作「遊郭編」では見せ場があるのでしょうか?

 これからもベテラン声優として、鈴村さんには若々しく少年役の演技を期待しています。いつまでもその声で我々ファンを楽しませてください。

(加々美利治)

【画像】さわやか少年・青年役だけではない、声優・鈴村健一が演じる幅広いキャラクター

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