「兄×妹」アニメ4選 描かれる“兄妹の絆”に感動…!
2021年秋にTVアニメ第2期「遊郭編」の放送が決定し、『鬼滅の刃』が再び注目を浴びています。アニメ界には、同作で活躍する竈門炭治郎と妹の禰豆子にも負けず劣らずの絆を感じる“兄妹”がまだまだ存在します。この記事では、“兄妹”が物語を盛り上げる魅力的なアニメ4つ選んで紹介します。
国民的アニメの兄妹! 5歳児目線で描かれた“感動回”のひとつ

2021年秋、毎週日曜の23時15分からTVアニメ『鬼滅の刃』第2期「遊郭編」(フジテレビ系)の放送を控えています。それを前に、9月25日(土)に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、TV初放送されます。
『鬼滅の刃』といえば、主人公・竈門炭治郎と妹の禰豆子の強い絆が描かれていますが、アニメ界には他にも“兄妹”が物語を盛り上げる面白いアニメがたくさんあります。
この記事では、信頼で結ばれた“兄妹”が大活躍するアニメを4つピックアップ。それぞれのキャラクターの魅力や、兄妹が大活躍する“神回”“感動回”とあわせて紹介します。
●『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ×ひまわり

まずは国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』から野原しんのすけと、ひまわり。言わずと知れた名コンビです。
0歳児で、母・みさえのDNAをしっかりと受け継いだひまわりは、大のイケメン好きで宝石好き。そんなひまわりですが、実は同作のストーリー上ではしんのすけが“名付け親”なのです。
ひまわりを出産後、名前が決まらず悩んでいたとき、祖父の銀の介が「野原家に伝わる名付けの儀式を教えてやるぞ」と提案したのが、それぞれ紙に名前の案を書いて紙飛行機にして飛ばし、一番長い時間飛んでいた紙飛行機の名前に決めるというもの。最終的に、しんのすけが「ひまわり」と書いた紙飛行機が勝ち残り、名前が決まったというわけです。
ちなみに、紙に名前を書いたのは、ひろし、みさえ、しんのすけ、祖父母の銀の介とつるの6名。紙にはそれぞれ「きん子」「りえ」「ゆずほ」「かめ」と書かれていました。今となっては「ひまわり」が一番しっくりくるような気がしますね。
そして、しんのすけとひまわりの兄妹が描かれる“感動回”のひとつとして有名なのが、1996年にアニメ放送された「お兄ちゃんだって甘えたいゾ」です。
物語は、ひまわりの出産後、ひろしもみさえもひまわりばかり気にして、しんのすけは疎外感を感じてしまいます。みさえに構ってもらおうとしますが、理不尽に怒られてしまい、ついには家出してしまいます。家を飛び出したしんのすけを怒ろうとしたみさえですが、しんのすけが幼稚園で描いた絵を発見。そこには、家族4人と愛犬のシロが楽しそうに笑っている絵が描かれていたのです。
ようやく、ひろしとみさえは、しんのすけの感じていた疎外感に気付き、しんのすけを探しに家の外を走りまわりますが見つかりません。それもそのはず、しんのすけはシロの犬小屋にいたのです。
家に目をやると、部屋にひとり残されたひまわりが泣いていることに気付きます。はじめは、嫉妬の対象であるため無視しますが、本当は仲良くしたい……そんな気持ちからか、ひまわりをあやしてあげるのです。そのうち、しんのすけも眠ってしまい、家に戻ってきたひろしとみさえも、その様子を見て安堵。最後は家族全員で仲良く眠るのでした。
5歳児ならではの目線で描かれたこのエピソードに、感動したファンは少なくないのではないでしょうか。同作には、“兄妹”にまつわる感動回が多くあります。