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「兄×妹」アニメ4選 描かれる“兄妹の絆”に感動…!

人気アニメの“最強兄妹”! 最終章で家族3人共闘する姿は鳥肌もの

●『銀魂』神威×神楽

著:空知英秋『銀魂』第65巻(集英社)
著:空知英秋『銀魂』第65巻(集英社)

 アニメ映画『銀魂 THE FINAL』が2021年1月に公開された『銀魂』。作中トップクラスの戦闘力を誇る人気キャラクターが、同作のヒロイン・神楽(かぐら)と、兄・神威(かむい)の最強兄妹です。

 ふたりは戦闘民族・夜兎(やと)族。会えばケンカばかりですが、もともと仲が悪かったわけではありません。父・星海坊主(うみぼうず)はエイリアンハンターとして宇宙を飛び回っているため、神威は不在がちな父に代わり妹の面倒をよく見る優しい兄でした。

 しかし、“宇宙最強”の父から「夜兎の血を忠実に受け継いだ闘争本能の塊」と言わしめる神威は、父を超えようと夜兎族の風習「親殺し」を実践しようとし、返り討ちに遭うのです。その後も強さを追い求めた神威は、幼い神楽を置いて宇宙へ飛び立ってしまいます。

 そんなふたりにまつわる感動回のひとつがアニメ第326話「兄妹」です。地球の“バカ兄貴”銀時と、血のつながった“バカ兄貴”神威が激闘を繰り広げ、次第に自我をなくしてしまう神威。戦いに割って入った神楽が神威の正気を取り戻しはじめ「兄貴の拳じゃ私は倒せないよ」「妹の手は振りほどけないよ」と戦いを収めるのです。最終的に神楽が神威を膝枕して微笑みかけると、それを神威は亡き母の姿と重ね合わせ、泣き疲れた子供のように眠りました。その後、物語終盤で神威が母の墓標に花を供えていたシーンも必見です。

 これで深い心の溝が埋まったふたり。最終章では、神楽の命の危機に神威が駆けつけ、敵の攻撃から身を挺してかばったことで腹に穴をあけるなど“妹思い”なシーンも描かれました。そして、このあと星海坊主も含めた家族3人で共闘するシーンは胸が熱くなります。このエピソードが好きな読者は、多いのではないでしょうか。

●『血界戦線』レオナルド・ウォッチ×ミシェーラ

『血界戦線 & BEYOND』キービジュアル (C)2015 内藤泰弘/集英社・血界戦線製作委員会 (C)2017 内藤泰弘/集英社・血界戦線 & BEYOND製作委員会
『血界戦線 & BEYOND』キービジュアル (C)2015 内藤泰弘/集英社・血界戦線製作委員会 (C)2017 内藤泰弘/集英社・血界戦線 & BEYOND製作委員会

 続いては、内藤泰弘氏によるマンガが原作のバトルアクション作品『血界戦線』。2015年に『血界戦線』、2017年に『血界戦線 & BEYOND』としてTVアニメ化され、人気を集めました。

 基本情報として、同作は異世界と現世をつなぐ街「ヘルサレムズ・ロット」を舞台に、街の均衡を守る秘密結社「ライブラ」の構成員たちの戦いを描いた物語。主人公のレオナルド・ウォッチは、ふとしたことからライブラの一員となります。

 レオナルドは超がつくお人好しな人柄で、自らと同じ「人類」以外の異世界人にも一切偏見を持ちません。そのレオナルドの妹がミシェーラ・ウォッチ。足が悪く、車椅子を使用しています。そんなミシェーラのためにレオナルドはライブラの給料のほとんどを妹に仕送りしている良きお兄ちゃんです。

 レオナルドは「ヘルサレムズ・ロット」に来る以前、異世界の存在「リガ=エル=メヌヒュト」から、ミシェーラの視力と引き換えに「神々の義眼」を手に入れています。その際に何もできなかった自分を強く後悔しているのです。

 そんなレオナルドの“良きお兄ちゃん”ぶりを見ることができるのが、アニメ『血界戦線 & BEYOND』最終話「妖眼幻視行」です。結婚を決めたミシェーラが婚約者と一緒にレオナルドのもとを訪れるのですが、レオナルドの「神々の義眼」に飛び込んできたのは異界の存在「Dr.ガミモヅ」。婚約者に取り憑いてヘルサレムズ・ロットにやって来たのです。

 ミシェーラを人質に取られ、「僕に取り憑かれたまえ」と脅迫してくるDr.ガミモヅ。戦闘力ゼロのレオナルドがボロボロになりながら妹を守る姿は、兄としての強い責任感を感じられて目が離せません。

 また、『血界戦線』には他にも、強い絆で結ばれているブラックとホワイトなど、感動的なシーンが描かれる兄妹が存在します。

●『ノーゲーム・ノーライフ』空×白

『ノーゲーム・ノーライフ』キービジュアル (C) 2014 榎宮祐・株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会
『ノーゲーム・ノーライフ』キービジュアル (C) 2014 榎宮祐・株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会

 アニメ界で最も仲が良いかもしれない兄妹が活躍する作品といえば、2014年に放送された『ノーゲーム・ノーライフ』ではないでしょうか。榎宮祐氏のライトノベルが原作のアニメです。

 兄の空(そら)、妹の白(しろ)は一見、ニートで引きこもりのダメ兄妹ですが、インターネット界では「 」(くうはく)の呼び名で知られる無敗最強の天才ゲーマー兄妹。ある日、兄妹のもとに「それほどまでのゲームの腕前?さぞ、世界が生きにくくないかい?」とメールが届き、“神”を名乗る少年・テトに招待されて、異世界に召喚される物語です。

 召喚されたのは、盤上の世界「ディスボード」。一切の争いが禁じられ、人の命や国境線さえも、全てが単純なゲームで決まる世界。空と白はゲームの才能を活かして頭脳バトルを繰り広げるのです。

 しかし、ふたりはいわゆる社会不適合者。一定以上離れられず、扉1枚隔っただけで精神が崩壊してしまい、自暴自棄になったり泣き出したりしてしまいます。つまり、常にお互いがいつも目に見える範囲で生活している非常に仲の良い“兄妹”なのです。

 映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』は2017年に公開。TVアニメシーズン2を待ち望むファンも多く、今後の展開が気になります。

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 以上、兄妹が大活躍するアニメを4つ選んでご紹介しましたが、『SLAM DUNK』の赤木兄妹など、紹介したい作品はまだまだたくさん存在します。皆さんの心に残っている、兄妹が活躍するアニメは何ですか?

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(中島憲太郎)

【画像】仲むつまじい炭治郎と禰豆子の姿が描かれる(11枚)

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