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「ワノ国編」ルフィの名前の由来は… 伏線だとしたら凄すぎる!

『ONE PIECE』は、現在「週刊少年ジャンプ」で「ワノ国編」を連載中。四皇・カイドウが支配する「ワノ国」でルフィたちが奔走しています。ファンの間では登場キャラや地名などに注目が集まっています。どうやら「ワノ国編」の設定は、日本人なら誰もがなじみのある童話『桃太郎』がモチーフになっているようです。

“猿、犬、雉”の役割を担うキャラクターは誰?

(画像:写真AC)
(画像:写真AC)

 現在「週刊少年ジャンプ」で連載されている大人気マンガ『ONE PIECE』では、「ワノ国編」が進行中です。舞台である「ワノ国」は“和”のテイストが満載。ファンの間では「童話『桃太郎』がモチーフになっている」と話題になっています。

※この記事では、まだアニメ化されていないエピソードに関わる記載があります。

『桃太郎』といえば、主人公・桃太郎が動物たちを引き連れて鬼を倒しに行くという、日本人であれば誰でも空で言える物語です。鬼の住む場所は“鬼ヶ島”と呼ばれていますが、実際にワノ国編でも四皇・カイドウの本拠地として“鬼ヶ島”が登場します。カイドウは「ワノ国編」における最大の敵で“角(ツノ)”を生やしていることから、『桃太郎』の鬼に見立てているのかもしれません。

 また『ONE PIECE』には“桃太郎”を含め、“猿、犬、雉(キジ)”を連想させるキャラもしっかり登場しています。桃太郎は光月おでんの息子・モモの助、猿は名前に“モンキー”が入っているモンキー・D・ルフィ、雉は「トリトリの実」の能力者・不死鳥マルコと言われています。

“犬”に関しては狛ちよ、イヌアラシ公爵、ワンダなどさまざまなキャラが挙がっていましたが、最近ではカイドウの娘である“ヤマト”説も急浮上。「週刊少年ジャンプ」35号に掲載された第1020話で、「イヌイヌの実」の能力者だと発覚したことが要因になったようです。

 ちなみにワノ国で暮らす少女・お玉の能力(キビキビの実)も、『桃太郎』を語るうえで欠かせない“きびだんご”がモチーフになっています。『ONE PIECE』の公式サイトには、お玉に関して「ほっぺたを『きびだんご』のように分離し、動物を手なずける能力を持つ」と記載されています。

 一見関係がないように見えて、実は『桃太郎』の要素が随所で描かれている『ONE PIECE』。ルフィの名前に“モンキー”をつけた理由が“ワノ国編で『桃太郎』の猿役を担うため”だったとすると、恐ろしいほど緻密に練られた作品であることがうかがえます。

(マグミクス編集部)

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