「最近ロボットアニメが少ない?」と嘆くファンに朗報。10月から放送開始の注目4作品
2021年は多くのロボットアニメが多数放送・上映されていますが、10月からも注目作が多数あります。今回はその中から4作品を紹介します。ロボットアニメ好きにとって、2021年は充実の1年となりそうです。
ロボットアニメ映画が充実の2021年、10月からはTVでも……
近年は「少ない」といわれることもあるロボットアニメ。「いつに比べて」「どういった作品をロボットアニメとするか」など議論の余地はありますが、ひとまず巨大人型ロボットが登場する作品に絞ると、この2021年もロボットアニメは次々と登場しています。
まず映画では『エヴァンゲリオン』シリーズの最終作である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が大ヒット。『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』『シドニアの騎士 あいつむぐほし』といった人気シリーズの最新作も公開されました。
TVシリーズでは、作曲家・田中公平さんが「ロボットアニメの最高傑作と言っても過言では無い」とTwitterで評した『バック・アロウ』や、近年の人気作の流れを受けた『新幹線変形ロボ シンカリオン Z』『SSSS.DYNAZENON』『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』、そして現在放送中の『ゲッターロボ アーク』など、バラエティ豊かな作品が放送されました。ほかにもNetflixでは『パシフィック・リム:暗黒の大陸』『トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン: キングダム』などが配信されています。
さらに、この10月からもロボットアニメが多数スタートします。しかもそれらの多くは新規の作品。「ロボットアニメが少ない」どころか「2021年はロボットアニメの新たな黄金時代の始まりだ」と後世で評価されそうなほどの充実ぶりです。ロボットアニメファンにとっての2021年を最高の1年にしてくれるかもしれない、秋の注目作を4本紹介します。
●『境界戦機』(10月4日放送開始)
『境界戦機』の舞台は、4つの世界主要経済圏によって分割統治され、人型特殊機動兵器AMAIMが闊歩(かっぽ)するようになった西暦2061年の日本。機械好きの少年・椎葉アモウが、自律思考型AIと出会ったことをきっかけに、日本を取り戻すための戦いに身を投じます。
BANDAI SPIRITSと数多くの有名ロボットアニメを手がけてきたサンライズが設立したSUNRISE BEYONDによるオリジナル作品だけに、今回紹介するなかでもっとも“正統派”の匂いを漂わせるのが本作です。監督は『蒼穹のファフナー』『ブレイクブレイド』などで知られる羽原信義さんが務めます。