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特撮スーツアクター・3レジェンド!仮面の下で闘志を燃やす悲しき影武者

「女性よりも女性らしく」可愛い女形アクター・蜂須賀祐一

蜂須賀祐一が演じた女性ヒーローは、本当に女性が演じていると思っていた人が多かったという。『高速戦隊ターボレンジャー』ピンクターボが描かれる、DVD5巻(東映)
蜂須賀祐一が演じた女性ヒーローは、本当に女性が演じていると思っていた人が多かったという。『高速戦隊ターボレンジャー』ピンクターボが描かれる、DVD5巻(東映)

 蜂須賀祐一さんは身長168㎝、ジャパンアクションエンタープライズ所属の俳優/スーツアクターで、主に女形を担当しています。
 
 1985年~86年放送の『電撃戦隊チェンジマン』のチェンジフェニックスから『鳥人戦隊ジェットマン』のホワイトスワンまで7作品連続でヒロインを演じるなど、計13人のヒロインのスーツアクターを担当。蜂須賀さんが小柄でスリムだったことから女形に抜擢されたといいます。

 横須賀さんは、町で何気ない女性の仕草を観察し、さらに役として魅せる動作を映画から学び、演技に取り入れていました。女性スタッフやキャストからも「女性より女性らしく、そして可愛い」と言われるほど女性らしい動きが板についていたそうです。ただ、2000年くらいから女性のスーツアクター、スーツアクトレスが増えたため、敵の女性幹部のスーツアクターを担当することが多くなりました。

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