アニメ『ポケモン』ロケット団の感動回 優しさに「泣ける」「カッコいい」
アニメ「ポケットモンスター」シリーズに登場する悪役といえば、悪の組織「ロケット団」のムサシ、コジロウ、ニャースといったキャラクターたちが有名です。普段は主人公・サトシのピカチュウを奪おうとする悪い連中ですが、実は意外と優しい一面も……。ロケット団にまつわる感動エピソードを紹介します。
ロケット団がポケモンを助ける!?
1997年4月から放送が開始したアニメ「ポケットモンスター」シリーズは、今なお多くの人から愛され続けている人気作品。ピカチュウなどのかわいらしいポケモンはもちろん、悪の組織「ロケット団」のムサシ、コジロウ、ニャースといった悪役キャラもおなじみの顔ぶれです。普段は悪だくみばかり考える連中ですが、実は優しい一面が垣間見える場面も……。この記事では、ロケット団の「心温まるエピソード回」を紹介します。
涙を誘う放送回といえば、『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』第6話。密猟者に捕まった大量のポケモンたち(アーボとドガース)を逃がすために、ロケット団の奮闘する様子が描かれました。なかでも感動的だったのは、ムサシ、コジロウ、ニャースが体を張ってポケモンたちをかばうシーン。自らの相棒・アーボックとマタドガスに「仲間(捕らわれたポケモン)を連れて逃げなさい」と告げると、コジロウたちは密猟者を引きつけます。ボロボロになっても必死に逃がそうとする姿に、視聴者からは「身をていしてポケモンを助けるなんてカッコよすぎる!」などの声が。彼らの勇敢な行動を見て、心を打たれた人は少なくないようです。
また『ポケットモンスター オレンジ諸島編』で放送された「おニャースさまのしま!?」も、ロケット団の友情に思わず胸がアツくなるエピソードです。オウゴンカン島の島民たちに「伝説のおニャース様」ともてなされるニャースは、島で幸せに暮らすことを決めてムサシ&コジロウと決別します。しかしその後、ニャースは島民たちからできもしない技「ねこにこばん」を迫られてひどい目に……。そこでムサシ&コジロウは「自分のお宝やへそくり」を物陰からこっそり投げ入れて、あたかもニャースが金品を出しかのように見せかけるのでした――。ニャースに裏切られても決して見捨てなかったのは、強い絆で結ばれているからかもしれません。
(マグミクス編集部)