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『ベルサイユのばら』オスカル様の愛と人生の名言4選 屈指の感動シーンに泣く…

名作『ベルサイユのばら』のオスカルは貴族の末娘でしたが、父は彼女を跡継ぎの息子として育てました。王妃マリー・アントワネットが麗しい紅バラなら、男装の麗人オスカルは凛とした白バラです。ベルサイユに美しく咲き、そして散ったオスカルの人生と恋の名言4選をご紹介します。

心に響く! オスカル隊長の言葉

著:池田理代子『ベルサイユのばら エピソード編』Kindle版第1巻 (集英社)
著:池田理代子『ベルサイユのばら エピソード編』Kindle版第1巻 (集英社)

 今なお愛される少女マンガの名作『ベルサイユのばら』。革命前後のフランスを舞台に、オーストラリアからマリー・アントワネットが嫁いでから、処刑されるまでが描かれています。

 主人公のひとり、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは、マリー・アントワネットと同じ年に生まれました。由緒正しい貴族の末娘でしたが、泣き声の大きさに感心した父は、彼女を跡継ぎの息子として育てることに決めました。こうして男装の麗人・オスカルが誕生したのです。

 王妃マリー・アントワネットが、麗しい紅バラなら、やはりオスカルは凛とした白バラ。この記事では、ベルサイユに美しく咲き、そして散ったオスカルの人生と恋の名言4つをご紹介します。

●「心は自由だからだ!」

 貴族たちから宝石を盗んでいた義賊、「黒い騎士」のベルナールからパリ民衆の悲惨な生活を聞かされたオスカルは、近衛隊を辞めて衛兵隊へと異動を願い出ます。しかし、衛兵隊の隊員たちは女性であり、貴族であるオスカルの命令を聞かず、ついにオスカルの上司である将軍を怒らせ処罰を受けることになったのです。処分の撤回を必死で求めるオスカルでしたが、隊士たちはなおも反発……。

 オスカルは怒りを隊士たちにぶつけます。「力でおまえたちをおさえつけることに何の意味がある!? おまえたちの心まで服従させることはできないのだ」と。そして、彼女は続けました。「心は自由だからだ!」。

 これは、オスカルの心の叫びでもありました。生まれた時から自分を男として育てた父。自分を手元に置きたがったマリー・アントワネット。押し殺したフェルゼンへの恋心……。オスカルも、彼女自身の心の自由を求めていたのではないでしょうか。

 そして、民衆の暮らしの困窮ぶりを知り、それを変えようとする若者たちの熱い思いを知ったオスカルは、自らの心の声に従います……。

●「われらは祖国の名もなき英雄になろう!!」

 1789年7月13日、ついにパリ市民の不満が爆発し、暴動が発生すると、オスカルは大きな決意をします。

 彼女は前述の「心は自由」という発言に「人間はその指先1本 髪の毛1本にいたるまで すべて神の下に平等であり 自由であるべきなのだ」と付け加えると、貴族の地位を捨て、民衆側に立って戦うことを宣言するのです。その姿は、まさに軍神マルスそのもの。そして、オスカルは戦いの場に向かいながら、心の中で両親やマリー・アントワネット、フェルゼンにそっと別れを告げるのでした。

 続いては、オスカルの愛の名言をご紹介します。

【画像】涙なしには読めない…オスカルが愛した男

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