Switchで発売の『ハッピーダンガンロンパS』はファン必見。歴代キャラが集い、やりこみ要素も満載
学級裁判で相手の矛盾を論破し、殺人事件の犯人を暴いていくハイスピード推理アクション『ダンガンロンパ』シリーズが11月4日にNintendo Switchで発売されました。ナンバリングタイトルの『1』『2』『V3』に新作ボードゲームを加えた最新作です。今回は、超高校級の生徒たちが一堂に会した新作ボードゲームのプレイレポートを中心にお届けします。
『ダンガンロンパ』の世界がボードゲームに!
『ダンガンロンパ』シリーズの新作ボードゲーム『ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』が2021年11月4日(木)、Nintendo Switchで発売されました。
スパイク・チュンソフトより発売されている「ダンガンロンパ」シリーズに登場した超高校級の生徒たちとその家族、スピンオフ作品『絶対絶望少女』の主要キャラ、そしてモノクマたちが一堂に会し、『2』の舞台であるジャバウォック島を模した空間で強制開催される「超高校級の南国サイコロ合宿」を攻略する本作は、超個性派のキャラクターたちのさまざまなエピソードに触れることができる、ファン必見の内容となっています。
本作の基本ゲームシステムは、『ニューダンガンロンパV3』に収録されていた「超高校級の才能育成計画」のシステムをベースにしたボードゲームです。まずはプレイアブルキャラクターを選び、50日(ターン)のプレイ期間の間にジャバウォック島をはじめとする6つの島を攻略し、キャラクターを育成するのが当面の目的となります。
サイコロを振って移動するボード上にはレベルアップする「育成マス」、合宿イベントを通じて能力を上げる「イベントマス」、モノクマが召喚したモンスター「モノケモノ」とのバトルが発生する「バトルマス」と「強敵バトルマス」、キャラクターとの会話イベントを通じて能力を上げる「仲良しマス」など、キャラクターの育成につながるマスが大量に配置されています。特に、シリーズの垣根を超えた会話イベントは本作の目玉といえるでしょう。これらを含むイベントは全体で1000個以上と大ボリュームです。
また、「カードマス」では「固定のマス数を進む」「特定の目的地に飛べる」などさまざまな効果を持つカードを入手可能です。効率よい攻略のためにはカードの使いこなしが極めて重要となっており、プレイヤーの技量が試される部分とも言えるでしょう。
「ショップマス」では、バトルやイベントで入手した通貨「ジャバコイン」を使用し装備やカードを入手できます。店の品物を奪うこともできますが、ギャンブル要素が強いため、ここぞというときに挑戦してみるのが有効かもしれません。
「才能マス」では、スキル習得に必要となる「才能のカケラ」を入手できます。マップを攻略したキャラクターを編成して挑むバトルモード「絶望の塔」に挑むための各種スキルを取得するために必要なので、可能であればできる限り入手しておくといいでしょう。