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【漫画】祖父の遺品から孫への“包丁” 贈り物と思いきや…意外な展開に「かっこいい」

亡くなったおじいちゃんの遺品から、孫の名前が入った包丁が見つかりました。孫は料理人を目指す大学生。怖い人だったおじいちゃんが、実は自分を応援してくれていた? 名刺を頼りに鍛冶屋さんを訪れると、意外な事実が明らかに……。浅山わかびさんのマンガが素敵な展開!

怖いおじいちゃんが、孫の夢を聞いて…行動がアツイ!

おじいちゃんの遺品から、孫の名前入り包丁が…(浅山わかびさん提供)
おじいちゃんの遺品から、孫の名前入り包丁が…(浅山わかびさん提供)

 亡くなったおじいちゃんの遺品から、孫の名前が入った包丁が見つかりました。孫・晴翔は料理人を目指す大学生。年に一度会う程度で、怖い人だったおじいちゃんが、実は自分を応援してくれていた? 同封されていた名刺を頼りに鍛冶屋さんを訪れると、おじいちゃんの意外な行動が明らかに……。

 浅山わかびさん(@wakabi44)による創作マンガ『包丁』がTwitterで公開されました。包丁を通しておじいちゃんの熱い思いが伝わる物語に、読者から「いい話」「泣けた」「孫のためかと思ったら……」「おじいちゃんかっこいい」「孫とおじいちゃんの関係性が素敵」などの声があがりました。

 作者の浅山わかびさんに、お話を聞きました。

ーー浅山わかびさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 きっかけは暇つぶしと友達との交友目当てだったと思います。描き始めたのは小学4年生くらいかと。その時は友達と交換ノートのように1ページずつ描いて回すというものでした。自分が描いたページを読んで笑っている友達を見てうれしかったものです。

 それからマンガで他人に気持ちを伝える、または共有するという作業が楽しくて、今に至るという感じです。

ーー『包丁』のお話はどのようにして生まれましたか?

「週刊少年サンデーS」の「サンデーバトル8」という8ページマンガを載せる企画で描かせていただきました。その時のテーマが「かっこいい武器」というものでした。

「かっこいい」という単語で、「強いじいちゃんってかっこいいよなぁ」と思いました。「武器」という単語で、真面目に作中に「武器」らしい小物を入れるよりも「何かに夢中になれる心」を「武器」と例えて入れようと思いました。そして鍛冶現場もかっこよくて好きなので舞台をそこにしました。伝えたいことや感情に関しては常日頃から思っていることをそのまま描きました。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「恐怖から畏怖になってるの良き」というコメントです。晴翔からじいちゃんへの見方が変化してるところに気付いてもらえてうれしかったです! 同じ「怖い」という印象でもこの差は大きいと思うので!

単行本『洗脳執事』全2巻が発売中(小学館)
単行本『洗脳執事』全2巻が発売中(小学館)

ーー単行本『洗脳執事』全2巻が発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?

 変な執事が家に来て、お嬢様と彼女の家族に変化をもたらす、執事との日常コメディーです!

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 ひとりでも多くの人に読んでもらえるような作品作りをしていきたいです!

(マグミクス編集部)

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