「ダイパリメイク」発売前レポート 新要素の「考察」材料を掘り起こす!
「ダイパリメイク」ならではの新要素? 時間と空間がテーマだからこその考察材料とは
かつて「カセキほり」に夢中になった「ちかつうろ」。『ポケモン BD・SP』では「地下大洞窟」にパワーアップし、地下世界がグンと広がりました。
マグマがたぎる火山地帯や緑がしげる空洞など、通路から開かれる「ポケモンの隠れ家」では環境に適応したポケモンたちとシンボルエンカウントすることができます。
なかには「だんがいの だいくうどう」など、過去作に登場した伝説のポケモンを連想させるキーワードを冠するスペース、風化した大型の「トリデプス」を思わせるオブジェクトがたたずむ広間も存在しているようです。
地下に作った「ひみつきち」に、発掘した「ポケモンの石像」を飾ることで出現するポケモンに変化が表れることは事前に明かされていました。筆者が試遊中に掘り当てた石像は「アンノーン」。劇中内、古代文字をかたどったとされるポケモンの石像が周囲にどんな影響を及ぼしていたのか。また、いつ、誰が、何のために作ったモノなのかは分からずじまいです。
『ポケモン BD・SP』のパッケージにも採用されている「ディアルガ」「パルキア」はそれぞれ時間と空間を司る、伝説のポケモンです。さらに、2022年1月28日(金)には、まだ「シンオウ地方」と呼ばれるようになる前、はるか昔のこの土地「ヒスイ地方」を舞台としたNintendo Switchソフト『Pokemon LEGENDS アルセウス』の発売を控えていることを考えると、『ポケモン BD・SP』の舞台設定は必ずしもリメイク前の『ポケモン ダイヤモンド・パール』と同じ世界ではない可能性も予感できました。
もちろん、以上は筆者が試遊会で得られた情報からの憶測にすぎません。
とはいえ、2021年11月現在、島根県立三瓶自然館サヒメルにて巡回展「ポケモン化石博物館」が催されていることや、株式会社ポケモン本社に現代アーティスト、ダニエル・アーシャム氏が手がける「これから1000 年後、西暦3020年にポケモンを発掘してみると……」をテーマにした作品が飾られていることからも、『ポケモン BD・SP』のテーマに「流れる時」を意識してしまうのも確かです。
少なくとも、『ポケモン BD・SP』の核心が地下に眠っていることは間違いないはず。ぜひ、ご自身の手で『ポケモン ダイヤモンド・パール』を遊んだ頃の記憶とともに、真相を掘り起こしてみてください。
余談ですが、試遊会場に設置されていた特設パネルに描かれた「ディアルガ」と「パルキア」のイラストでは、身体のところどころに小さな傷が描かれていました。その理由も非常に気になるところです。デザインといってしまえばそれまでなのですが、プレイしてみることで新たな発見に出会えるかもしれません。
(マグミクス編集部)
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※画面は開発中のものです。