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ウルトラマンと二人三脚で戦う防衛隊のナイスアシスト 彼らがいなければ負けていた?

昭和シリーズの意志を継ぐ「GUYS」

怪獣の過去データを駆使して戦うGUYSが登場する『ウルトラマンメビウス』。画像は「ウルトラマンメビウス Volume12 [DVD]」(バンダイビジュアル)
怪獣の過去データを駆使して戦うGUYSが登場する『ウルトラマンメビウス』。画像は「ウルトラマンメビウス Volume12 [DVD]」(バンダイビジュアル)

 その後もMAT、TAC、ZATなどアルファベットの名称がトレンドになりながらも、個性豊かなチームとユニークなメカがウルトラマンをサポートしてきました。そんな防衛隊の集大成とも言えるのが、2006年放送『ウルトラマンメビウス』で登場したGUYS(ガイズ)です。

 GUYSは第1話にて壊滅状態に陥ってしまうため、その後はサッカー選手や保育士など一般人をスカウトする形で再結成されました。昭和ウルトラシリーズと世界観を共有している本作では、過去に登場した怪獣のデータが蓄積されているため、GUYSが過去の防衛隊から戦い方を学ぶシーンも多く登場します。

 宇宙人の技術を応用したテクノロジー「メテオール」を駆使し、最終回にはウルトラマンの放つ光線に含まれるスペシウムを増幅してその効果を数倍に高める装置「ファイナルメテオール」で、メビウスとともにラスボス・エンペラ星人に挑む活躍を見せました。

 近年では防衛隊が登場しない作品もありましたが、2021年の『ウルトラマントリガー』では「GUTS-SELECT」が登場しています。『トリガー』は『ウルトラマンティガ』の後継作であるため、当時のGUTSとどのような共通点が見られるのか、目が離せません。

(椎名治仁)

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