【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(27)】PS5でプレイする『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』
大ヒットしたアクション・アドベンチャー『ゴースト・オブ・ツシマ』のディレクターズカット版がリリースされ、PlayStation 4に加えてPlayStation 5でも遊べるようになりました。手応え十分の追加コンテンツと、PlayStation 5の性能をフルに発揮したプレイ体験はどのようなものでしょうか。ゲーム大好き声優・望月英さんが解説します。
ディレクターズカット版で紡がれる新たな物語「壹岐之譚」
こんにちは!望月英でございます。肌寒さを少しずつ感じはじめ、2021年も終わりに向かっているな、という雰囲気が漂ってまいりましたね。 しかし!2021年のゲーム熱はまだまだ熱さを残し、むしろ増すくらいの勢いを持つタイトルも年内リリースで待機中でございますよー! 望月自身も発売を今か今かと待ちわびているものが国内外問わず……ゲームが忙しくてゲームをする時間が無くなりそうです (笑)
さて!今回の「洋ゲーガイド」では、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)よりリリースされております『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット版』をPlayStation 5(PS5)でプレイする機会を頂戴いたしました! 前作『ツシマ』も熱意を込めて記事にさせていただいた望月が、本作ディレクターズカット版を全力レビューさせていただきます!
ディレクターズカット版で新しく追加されたメインはエリア「壱岐島」(いきのしま)と、そこで繰り広げられるストーリー「壹岐之譚」(いきのたん)となります。なお、壱岐島への移動は通常版でのストーリー「序ノ段」第一幕をクリアすることにより、第二幕「豊玉」にて壱岐島へ渡ることが可能となるミッションが追加されるので、そこまでストーリーを進める必要があります。
ちなみに! 望月はこのディレクターズカットをPS5版でプレイしたのですが、すでに通常版をPS4でプレイ済だったのでデータ移行を試みたところ、何の問題もなくそのまま壱岐島へ行くミッションに進めることができました。PS4で通常版をプレイ済で「また改めてストーリーを進めないといけないのかな…?」とお悩みの方、ご心配なく!
「壹岐之譚」では、対馬にて激戦を繰り広げた「蒙古軍」が壱岐島にも攻め込んできた……という話を聞いた主人公、境井仁が、対馬と同じく壱岐島を救うべく島を渡り、蒙古軍と戦うと同時に、自身の過去を乗り越える話となっています。対馬での戦いで己のなかの「仁とは」「義とは」「誉(ほまれ)とは」を思い、成長した仁が過去の己をどう見つめ直すのか……? ぜひご自身の目で体験してみて下さい!