【漫画】美容院でヘアカラーを頼んだら、施術ミス? 自称「魔術師」の動揺がすごい
数年前の実話。髪色を変えたかった羽流木はないさんは、「ヘアカラーの魔術師」がいるという美容院へ行きました。しかし施術開始後、「魔術師」の明らかに動揺した様子に、失敗を予感して不安が募り……。緊迫感のある実録マンガに大きな反響がありました。
自信満々だった「ヘアカラーの魔術師」が、まさかの失敗でキャラ崩壊!

数年前の実話。髪色をグラデーションにしたかった羽流木はないさん(@warugi871)は、「ヘアカラーの魔術師」がいるという都心の美容院へ行きました。しかし施術開始から数時間、「魔術師」は明らかに動揺していました。「こんなことは初めてだ……」青ざめた魔術師の様子に、失敗を予感して不安が募り……。
この時の実録マンガが『どうでもいい美容院失敗談』としてTwitterで公開されました。オーダーと全く違う髪になってしまったエピソードに、読者から「一体髪に何が?」「1ページでキャラが崩壊する美容師さん面白すぎ」「自信家が失敗して廃人になるのって現実にあるんですね」「続きが気になりすぎる」などの声があがりました。
「ヤンマガWeb」にて連載中の『百合の園にも蟲はいる』で原作を担当している作者・羽流木はないさんにお話を聞きました。
ーー美容院でのエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。
最近、新しい美容院に行ったらカットを失敗してしまったので、そういえば数年前も失敗したなと思い出しました。
ーー再び金髪になったあとどうなったのか気になります。その後の美容師さんの反応や、どのようなやりとりをされたのかについて教えていただけますか?
「もう1回チャンスを!」と言われ、3回目でようやく元の黒っぽい色に戻してもらえました。4時間くらいかかって、お腹もすいたし疲れ果てていたことを覚えています。
当時の説明によると、使った染料と髪質の相性がとにかく悪かったそうです。また、もしかすると昔染めたカラー剤が少し残っていて、それと反応して極端に明るい色が出てしまったのかも……的なこともおっしゃっていた気がします。魔術師も最後まで当惑してました。この話を掲載する前に調べたら、知恵袋などで数件似た境遇の方がいたので、たまにあるのかもしれません。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
美容師さんから、「失敗すると美容師同士で励まし合ってます」というコメントがあり、一発勝負の大変な仕事だよなあと改めて思いました。
読んでみて、美容師さんで原因や対策に心当たりのある人がいたら、私の髪の毛を次こそアッシュに染めてほしいです……。また失敗するのが怖くて、それ以降染められておらず……。
ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
そこまで精力的ではなく、投稿をサボりがちなのですが、せっかく今までの人生で笑えることがいっぱいあったのに忘れてしまうのはもったいないなと思って、最近は備忘録的に日記を投稿しています。
●羽流木はないさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)