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シリアス展開なのに笑わされたマンガ3作 読者からツッコミの声が続出

多くのマンガには思わず息を飲む「シリアスな展開」が描かれていますが、時折読者からツッコミを受けてしまうシーンも……。真剣な場面だけに、少しでも違和感があると笑いが込みあげてくるのかもしれません。「本来シリアスだけど笑ってしまうシーン」を紹介します。

『進撃の巨人』でダジャレ連発!?

壁を越える大巨人の出現によって、絶望の闘いが始まってしまう『進撃の巨人』第1巻(著:諫山創/講談社)
壁を越える大巨人の出現によって、絶望の闘いが始まってしまう『進撃の巨人』第1巻(著:諫山創/講談社)

 シリアスなストーリーのマンガを読んでいる最中に、つい笑ってしまった経験はありますか? シリアスな展開だとしても、思わずツッコミたくなる描写は数多く存在します。

 まずシリアスな作品のなかで、「意外にギャグ要素が満載」と言われているのが『進撃の巨人』です。巨人に家を壊されてしまった民間人の女性は、「あぁ… 私の家が… エレン・イェーガーのせいで…」と嘆きます。一見普通のセリフにも見えますが、実は「家が」と「イェーガー」がしっかりかかっていました。また第79話で巨人が街を破壊した際、コニーは「もしかしたらあの中にエレンの… エレンの家ぇぇがああああ(イェーガー)」と絶叫。もちろんどちらのシーンも緊迫した状況下だったため、読者からは「シリアスな場面だからこそ、不意をついたダジャレがジワる」といったコメントが寄せられました。

『DEATH NOTE』も、ツッコミどころのあるシーンが有名なマンガ作品です。特に注目してほしいのは、「監視カメラ」が仕掛けられた部屋で夜神月が犯罪者を裁く場面です。月はポテトチップスの袋のなかに小型テレビとデスノートの切れ端を忍ばせて、ポテトチップスを取るフリをしながらリアルタイムのニュースで報道された犯罪者を裁いていました。監視中のLに気付かれない見事な作戦ですが、ファンの間では「袋のなかのニュース速報、どうやって見られるの?(笑)」「右手で方程式解きながら、左手でデスノートに名前を書くとか神業すぎる!」など爆笑する声が続出しました。

 ちなみに、月の父親・総一郎が「グラビア雑誌を読む月」を見て「あ… あの真面目な息子が あんな雑誌を…」と絶句したシーンも笑えます。一緒に月の行動を監視するLは「17歳なら普通です」と冷静にツッコみます。

 ほかにも「本来シリアスだけど笑ってしまうシーン」に関して、「『名探偵コナン』で黒の組織が銃弾を避けるために、一斉に伏せる描写がシュールで面白い」といった声があがっています。

(マグミクス編集部)

【画像】シリアスなのに笑ってしまうマンガ

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