アニメ化できるのか?『ジョジョ』6部のトラウマ場面4選。隕石衝突、腕が反転…
2022年1月からアニメ放送が始まる『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」は、主人公が女性でなおかつ囚人という設定が斬新です。そして、「ジョジョ」シリーズ作のなかでも、グロい、痛い、過酷な場面が頻出するのも大きな特徴です。アニメでどのように描かれるのか気になる、『ジョジョ』6部のトラウマシーンをご紹介します。
透明なゾンビが襲い来る!
荒木飛呂彦先生の名作マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』第6 部「ストーンオーシャン」のアニメ化され、2022年1月7日(金)から放送が始まります。すでに2021年12月1日からNetflixで12話までの先行配信が始まっていますが、6部は『ジョジョ』のなかでも特にトラウマ描写が多いことで有名です。今回は、アニメ版『ジョジョ』6部でどのように描かれるのか気になる、原作のトラウマエピソードを4つご紹介します。
●透明なゾンビに襲われる
主人公・徐倫(ジョリーン)の仲間である女囚エルメェス・コステロは、姉グロリアを地元のギャング、スポーツ・マックスに殺され、復讐のためにわざと彼が収監されている「G.D.St刑務所」に入所していました。スポーツ・マックスを発見したエルメェスは、物体を複製して元に戻すスタンド「キッス」の能力で彼を下水管のなかに閉じ込め殺そうとするのですが……。
対するスポーツ・マックスは、死んだ生物を獰猛な「透明なゾンビ」として蘇らせるスタンド「リンプ・ビズキット」の持ち主。血に飢えた鳥やワニの死骸が襲い掛かってくるシーンでは、噛みちぎられた傷口や肉片がもろに見える描写が強烈です。
スポーツ・マックスは結局エルメェスたちを殺すことができず溺死したかに見えましたが、今度は彼本人が透明ゾンビになって復活。そして、刑務所内の墓地からも大量の透明ゾンビを蘇らせ、襲い掛かります。四方八方から噛みつかれるエルメェスと徐倫はこの窮地をどう脱するのか……6部のなかでもっともホラーテイストが強いエピソードですが、エルメェスが姉の復讐を果たす瞬間の名セリフにも注目です。
●看守ウエストウッドとの激痛バトル
徐倫は、周囲で不審事件が次々と起きたせいで問題ありとみなされ「ウルトラ懲罰房」に入れられてしまいます。そこに黒幕のプッチ神父が周囲の人間の戦闘本能を上げて殺し合わせるスタンド「サバイバー」を送り込んでいたせいで、懲罰房の内部で囚人、看守入り乱れての大乱戦が起こるのです。
徐倫は、そのなかでもひときわ大暴れしていた看守ヴィヴァーノ・ウエストウッドと戦うことになります。
ウエストウッドのスタンド「プラネット・ウェイブス」は、地球にやってくる小型隕石を自分のところまで呼び寄せ、その軌道上にいる対象を攻撃するという恐ろしい能力。彼のスタンドの正体に気づかないまま戦っていた徐倫は、またたく間に腕、足、脇腹を隕石でえぐり取られてしまいます。対抗する徐倫も自分の体を糸にする「ストーン・フリー」の能力でウエストウッドの耳、目、鼻を同時に引っ張ったり、足の親指の爪をはがして足の甲のまで皮をはいだりと、痛すぎる消耗戦を繰り広げるのです。
常人なら失神間違いなしのこの激痛バトル、地上波のアニメでどう表現するのでしょうか。