「もう10年前の作品なの?」 2012年放送のTVアニメが名作揃い 『アイカツ!』も『SAO』も
2022年に放送開始から10周年を迎える、2012年のTVアニメをご紹介します。『ガールズ&パンツァー』を始め、長期にわたってシリーズ化している作品も多く、大豊作と言える2012年の代表作を振り返りましょう。
10年経っても絶好調な美少女アニメ
世の中の移り変わりが激しいことを例えた、「十年一昔」という四字熟語があります。アニメ界でも、「この作品がもう10年前?」と思ってしまう作品はザラにあります。今回は来年2022年に10周年を迎える、2012年の代表的なTVアニメをご紹介。映画館では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』や『おおかみこどもの雨と雪』などのヒット作が上映されていましたが、TVでも現在までシリーズが続く人気作が多く始まっていたのです。
●『アイカツ!』(2012年10月放送開始)
主人公や舞台を変えながら、アイドル活動=アイカツを行う少女たちを描いてきた『アイカツ!』シリーズも2012年で10周年を迎えました。放送開始当時に対象年齢の6歳だった子供も、今や立派な高校生です。
最新作は2021年1月から6月まで放送された『アイカツプラネット!』。これはアニメと実写を融合させた意欲作であり、しっかりと『アイカツ!』らしい物語も描いた傑作でしたが、それ以降はアニメ展開の動きは見られません。10周年を迎える2022年に、何か新しい発表があることを期待したいです。
●『ガールズ&パンツァー』(2012年10月放送開始)
『ガールズ&パンツァー』は、戦車を使った武道「戦車道」に励む少女たちの戦いを描くハートフル・タンク・ストーリーです。2012年10月に放送が始まったTVシリーズは、放送延期を挟んで2013年3月に完結。その後はOVAや映画がコンスタントに発表されています。2015年に公開された『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、ド迫力の戦闘シーンと映画館の相性の良さもあってか大反響を呼び、ロングランヒットとなりました。
そんな『ガルパン』は、先日10周年プロジェクトの始動が発表されたばかり。現在は全6話を予定している『最終章』を展開中で、2021年は第3話までが公開されました。今後のペース次第ではありますが、15周年での完結も射程にとらえているのかもしれません。