『ワンピース』のかっこいいジジイ4人 伝説の副船長、ルフィの祖父らの強さと優しさ
サンジの生き方の指針になった恩師

●「海上レストラン支配人」ゼフ
初期に登場した海上レストラン「バラティエ」の支配人兼料理長の『ゼフ』も実にかっこいいジジイでした。
かつてはクック海賊団船長として、「赫足のゼフ」という異名で周囲の海賊から恐れられるほどの強さを誇っていた男。サンジと無人島に遭難した時には、残された数少ない食料をサンジに分け与え、ゼフは自らの片足を食べることで生き延びていました。サンジにとってまさに「恩師」と言える人物です。
登場シーンは少ないながらも、「男は女を蹴っちゃならねェ!!! そんな事ァ 恐竜の時代から決まってんだ!!!」など多くの名言も残し、その男としての生き様はサンジに受け継がれています。
●「ルフィの祖父であり、革命家ドラゴンの父」モンキー・D・ガープ
最後にご紹介するのが、ルフィの「おじいちゃん」モンキー・D・ガープです。中将として海賊王ロジャーを追い続けた海軍の英雄であり、「伝説の海兵」と呼ばれています。白髪の短髪に口髭と見た目は老人ながらも、体はムキムキで、素手で大砲を投げて船を破壊するほどの筋力を持っています。
普段は自由奔放なガープですが、コビーとヘルメッポを立派な軍人に育て上げるなど面倒見の良さを見せたり、頂上戦争ではエースを助けに来たルフィの前に海軍中将として立ちはだかるものの手が出せなかったりと、おじいちゃんらしい甘い一面も見せていました。
海軍中将としてのかっこいい一面から、祖父としてのかわいらしい一面まで兼ね備えるガープは、誰もが憧れる「伝説の海兵」の名にふさわしいジジイキャラと言えるでしょう。
(井上椋太)