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アニメ化決定の『よふかしのうた』 美少女ぞろいの吸血鬼たちを振り返る

「だがしかし」のコトヤマ先生による連載中のマンガ『よふかしのうた』は、2022年7月にアニメ化が決定し、話題を呼んでいます。このマンガは主人公の少年「夜守コウ」と、美少女吸血鬼「七草ナズナ」の独特なラブストーリーで、後には魅力的でちょっとセクシーな吸血鬼が続々登場します。同作で何かと気になる存在の吸血鬼をまとめて紹介します。

コトヤマ先生が描く「吸血鬼」たちが魅力的!

マンガ『よふかしのうた』第1巻 (小学館)
マンガ『よふかしのうた』第1巻 (小学館)

『だがしかし』のコトヤマ先生によるマンガ『よふかしのうた』は、2022年7月にアニメ化が決定して話題を呼んでいます。「週刊少年サンデー」で連載中の同作は、14歳の少年「夜守コウ」と吸血鬼「七草ナズナ」の「夜更かし」を中心としたストーリーですが、後には個性的で魅力あふれる美少女吸血鬼が続々と登場します。今回は、同作の魅力的な吸血鬼キャラを紹介し、彼女たちのエピソードも振り返ります。

●露出過多な「七草ナズナ」

 主人公での夜守コウと「夜更かし友達」になった「七草(ななくさ)ナズナ」は少女のような見た目で薄着のような露出の多い服、ショーパン×オーバーニー姿のスタイル抜群美人吸血鬼です。十代のような容姿ですが、ビールを嗜み、その実年齢は30から40歳前後です。

 コウの血がとても美味であることがわかり、友達になりました。下ネタ好きなわりに恋愛話には大テレするちぐはぐな人物で、コウとはお互いに好意を持っていますが、なぜコウが吸血鬼化しないのかは作中の謎のひとつです。

 仕事は「添い寝屋ナナクサ」というちょっといかがわしい風のお店を営んでいて、実態は健全なマッサージなどをしています。

●チャラい女子高校生(風)?「桔梗セリ」

 チャラい女子高校のような制服を身にまとうミニスカート美少女吸血鬼「桔梗(ききょう)セリ」。性格は明るく、言い寄ってくる男がたくさんいます。モテるがゆえに相手男性が心配しメンヘラ化してしまうこともしばしば。そんななかで出会ったあっくんは、これまで出会った男性とは違って恋愛に否定的な人物で、セリは彼と話していくうちに友達として好意を持つようになります。

 しかしあっくんもやがて恋心を抱きメンヘラ、そしてストーカー化してしまいました。仕方なくセリは彼を殺そうとしますが、友達を失うことへの苦しみで殺害を躊躇。あっくんは友達として眷属(けんぞく)になることを約束し吸血鬼になることになりました。

 ここで、『よふかしのうた』作中での「吸血鬼」について軽く触れたいと思います。吸血鬼の主な目的は食事のために血を吸うことと、人間を「眷属」にすること。要は吸血鬼仲間を増やすことにありますが、この方法は血を吸った人間に「恋愛」という意味で好かれることが必要です。なので、好意がなければ血を吸っても相手は吸血鬼になりません。

 また、身体的にも人間とは異なります。美形が多く、相当年生きていても見た目が老けなかったり、鏡に姿が写らなかったり、空を飛べたり。腕力が強く、腕をちぎられるような大ケガをしてもすぐに回復します。

 ただし、10年間血を吸わなかったり、人間時代の思い出の品に物理的に触れたりすると弱体化し、最悪の場合は死んでしまいます。このため、吸血鬼になると自分の身を守るために人間時代の記憶を少しずつ忘れていきます。

【画像】吸血鬼仲間がどんどん増える!『よふかしのうた』単行本(4枚)

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