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アニメ『ビルディバイド』第1期最終回で残された謎を、「医療用語」から解き明かす?

タイトルの「コードブラック」から紐解く、「コードホワイト」への展開

アニメ第2期『ビルディバイド -#FFFFFF-(コードホワイト)』のティザービジュアル
アニメ第2期『ビルディバイド -#FFFFFF-(コードホワイト)』のティザービジュアル

 ここからは第2期の展開を想像していきたいと思います。

 発表になった第2期のタイトルは『ビルディバイド -#FFFFFF-(コードホワイト)』。ブラックと対になるという意味で、ホワイトという名前はふさわしいタイトルでしょう。しかし、このタイトルで第1期の「コードブラック」も紐解くと、面白い考察ができます。

 まずコードブラック、コードホワイトという名称にピンと来た人も多いことでしょう。なぜなら、ともに緊急事態を示す医療用の隠語だからです。隠語とは、特定の専門家や仲間内だけに伝わる暗号のようなもの。ただし、このコードのニュアンスは国や地域、病院ごとに変わることも多いそうです。

 この「コード○○」というのは、ドラマ『コード・ブルー』で一躍、メジャーな言葉として認識されました。もっとも海外では使われていますが、日本国内ではほとんど使われていない隠語だそうです。このほかにも、海外ドラマでは『コード・ブラック 生と死の間で』という作品もありました。

 主にコードブラックはテロなどによる危険な事態、爆弾を仕掛けられるなどのことを指すようです。コードホワイトは個人によるトラブル、暴力的な行為に及ぶことや自傷行為などを指すと言われていました。ただし、前述したように個々の場所でローカルルールのように違うので、これという確定したものではないそうです。

 しかし正直な話、筆者としては医療用語説からタイトルが決まったというのはあまりピンと来ません。それは、もっと単純でビルディバイドらしい由来があるからです。それはビルディバイドの色。すなわち4つのディバイド(世界)です。

 ビルディバイドのカードには4つのディバイドに対応した4色。黒、青、白、赤の4種類があります。この中で第1期の主人公である照人のエースは黒のブルーム。それゆえに第1期のタイトルがブラックだったと考えられるわけです。そう考えると、第2期のタイトルのホワイトは、主人公が白のエースを持つ人物だと暗に示していると考えられませんか?

 白のエースを持つ人物といえば菊花はもちろん、照人の押しかけ弟子である棟梨ひより(むねなし ひより)がいます。ふたりとも照人を奪還する目的があるので、第2期の主人公に相応しい人物でしょう。

 エンディング後に登場した謎の背中しか見えなかった少女、それが菊花かひよりかどうかはわかりませんが、照人と同じくフードをかぶり、桜良を思わせるマフラーをしているように見えませんか?

 そんな想像をしながら、4月から放送予定の第2期『ビルディバイド -#FFFFFF-』を楽しみに待ちたいと思います。

(加々美利治)

【画像】謎を残したアニメ『ビルディバイド』1期 重要人物たちを振り返る(5枚)

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