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名作マンガの「No.2キャラ」5選 嫌われ役もいとわない実力者、報われない悲哀も魅力

帝愛一筋の「デキる大人」はスピンオフも描かれる

神威の右腕で、文句を言いながらもなんだかんだでついていく色気あふれるオジサンNo.2キャラ・阿伏兎が表紙に描かれる『銀魂』第57巻(集英社)
神威の右腕で、文句を言いながらもなんだかんだでついていく色気あふれるオジサンNo.2キャラ・阿伏兎が表紙に描かれる『銀魂』第57巻(集英社)

●『賭博黙示録カイジ』の利根川幸雄

 福本伸行先生の人気マンガ、「カイジ」シリーズの初期に出てくる帝愛グループ幹部の敵・利根川幸雄は、数々の金言を残した名キャラクターです。「金は命より重い」「勝ちもせず生きようとすることがそもそも論外」などの厳しい名言は、現代人ならみんな刺さりまくるのではないでしょうか。頭もキれ、カイジをギリギリまで追い詰めた優秀な男でしたが、仕えていた帝愛の王・兵藤和尊が冷酷過ぎたせいで、一度の失敗ですべてを失う羽目になりました……。

 そんな利根川は人気ゆえにスピンオフマンガ『中間管理録トネガワ』まで作られています。会長の無茶ぶり、部下の育成、そして帝愛No.2を争うマイペース男・黒崎との戦いなど、ストレスだらけの日常を生き抜く利根川に親近感が湧いてくるマンガでした。

●『銀魂』の阿伏兎

 真選組の「鬼の副長」土方十四郎ももちろん大人気ですが、『銀魂』のNo.2キャラで他にも紹介したいのが宇宙海賊「春雨」第七師団の副団長・阿伏兎です。戦闘民族の夜兎たちを率いる団長で神楽の兄である神威の戦闘バカぶりに振り回される、疲れた表情のオジサンキャラ。やれやれ感たっぷりながらもなんだかんだでついていくという、この2人の関係性も魅力的です。

「吉原炎上篇」で神威と鳳仙のバトルの仲裁のために左腕を失うなど、No.2キャラにありがちな貧乏くじも引いていましたが、その後に片腕でも新八と神楽を圧倒するなど確かな強者でもあります。「上がチャランポランだと 下がしっかりするもんだ」と独自の組織論も持った、確かな経験を感じさせる中間管理職戦士です。

●『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の瀬田宗次郎

『るろうに剣心』の最強の敵・志々雄真実の右腕にして、志々雄本人から「最強の修羅」「宗次郎が俺以外に敗れることなど考えられねえ」と評されている瀬田宗次郎も人気のNo.2キャラです。十本刀の一人で、天賦の剣才に加え超速の移動術「縮地」を使い、そして不幸な生い立ちのせいで感情が欠落している美少年、というモリモリな設定のキャラで、剣心との初戦では余力を残した状態で逆刃刀を叩き折った超強敵でした。

 志々雄に信頼され、志々雄を崇拝して敬愛する宗次郎、このふたりの相思相愛ぶりも印象的です。剣心と志々雄の戦いが終わった後、宗次郎は人生の答えを探す旅に出ていましたが、のちに『北海道編』で再登場し、相変わらずの実力を見せました。

(マグミクス編集部)

【画像】「No.2キャラ」たちの活躍を振り返る単行本、スピンオフマンガ(5枚)

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