【漫画】社内不倫で傷心のOLを助けたのは「オネエ守護霊」 珍コンビが恨みをはらす!
社内不倫の末、一流企業から転職した女性。彼の「離婚する」という言葉を信じていたのに……。自暴自棄になり、お酒と胃薬を大量に飲んで倒れた女性。次に目を覚ますと、そこにはなぜか「オネエ」な幽霊が! 漫画家・蛭塚都さんが連載中のマンガが「面白い」と反響を呼んでいます。
死にかけたOLの前に現れたのは、イケイケの「守護霊」!

社内不倫の末、一流企業から逃げるように三流企業に転職した女性は、まだ立ち直れないでいました。彼の「離婚する」という言葉を信じていたのに……。自暴自棄になり、お酒と胃薬を大量に飲んで倒れた女性。次に目を覚ますと、そこにはなぜか「オネエ」な幽霊が……。
漫画家の蛭塚都さん(@hl_twn)による創作マンガ『忘れられない「恨み」がある話』がTwitterで公開されました。本作は「COMIC BRIDGE」にて連載中の『ゴゴゴゴーゴーゴースト』の1、2話。傷心のOLとオネエ守護霊という異色のコンビが巻き起こす、痛快な「祟りコメディー」です。
読者からは「面白かった」「こういう話好き」「コミカルで読みやすい」「続きがすごく気になる」「逆襲が楽しみ」「1巻即購入した」などの声があがりました。
作者の蛭塚都さんに、お話を聞きました。
ーー蛭塚都さんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
同人誌即売会の出張編集部に同人誌の持ち込みをして、今の担当さんに出会いました。お互い、同じくらい猫を溺愛しているのがすぐに分かったので話しやすかったのを覚えています。
ーー『ゴゴゴゴーゴーゴースト』のお話はどのようにして生まれましたか?
「COMIC BRIDGE」のキャッチコピーが「恋より熱い、なにか。」なので、「恋より熱いものとは?」を意識して企画を作りました。
今思えばですが、うまくいかなかった時期だったので、(自分がだめなことは分かってるけど、いったん棚に上げて)卓越した誰かに助けてもらいたい気持ちがありました。そんな願望が根底にあるような気がします。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
夜の8時くらいに、会社で試し読みしてくれたみたいで「仕事が終わったら帰りに買おう」ってつぶやいて下さった方です。「残業中にマンガ読んでる(笑)」って思いつつ、私も会社員の頃、仕事帰りにマンガを買うのが好きだったので、昔の自分に会えたような気分になりました。
そして全部のお声がうれしくて、めちゃくちゃスクショ撮りました。ありがとうございます(笑)。

ーー『ゴゴゴゴーゴーゴースト』の単行本1巻が発売中です。単行本の見どころなどをご紹介いただけますか?
全編を通してウシロと正子の倫理観がバグっているところが見どころです。善悪の感覚がおかしいマンガなので、ウシロたちにつられて「いつもより悪い自分」になって、嫌な奴を叩きのめす快感を疑似体験してもらえたらうれしいです。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
基本的には商業連載の宣伝や、残していたら原稿の途中経過、そしてかわいい猫を載せていくつもりです。
(マグミクス編集部)