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妙に親近感がわく、マンガの「地球外生物」たち 地球を満喫しすぎ?

マンガの世界には数多くの地球外生物たちが登場します。容姿も、地球にやってきた目的も、暴れっぷりもさまざまな彼らは、読者の想像力をかきたててくれる存在です。でもなかには、地球に居着いて日常生活を満喫しているものたちも。そんな、憎めない地球外生物をご紹介します。

常識も地球外ゆえにドタバタ満載

画像は1981年から放送されたTVシリーズ『うる星やつら』 Blu-ray SET2(C)高橋留美子/小学館(販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)
画像は1981年から放送されたTVシリーズ『うる星やつら』 Blu-ray SET2(C)高橋留美子/小学館(販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)

 マンガの世界に登場する地球外生物たちは、人間世界の常識が通用しなくてもOKなため、物語を広げるには欠かせない存在です。漫画家にとっては創造力のみせどころ。限りないアイデアで驚きの地球外生物を生み出しては、私たちを楽しませてくれています。

 なかには、地球に居着いて地球生活を満喫する生物たちも。この記事では、近くにいたらなんか楽しそうだなぁ……とも思える、印象深い地球外生物を紹介します。

●セクシーなおしかけ婚約者「ラムちゃん」

 2022年、36年ぶりのTVアニメ化が発表された高橋留美子先生のデビュー作『うる星やつら』。1978年に連載が始まって以来、44年も愛されている国民的人気作ですが、その魅力はなんといっても、ヒロインである鬼っ娘のラムちゃんにあるでしょう。

 物語は主人公の高校生・諸星あたるが、地球侵略を企む宇宙人・鬼族との鬼ごっこ一騎打ち代表に指名されたことから始まります。地球を賭けた戦いが鬼ごっことは、なかなかにぶっ飛んだストーリーですが、そのポップさが作品の軽妙なテイストを表しています。

 そして、あたるの鬼ごっこの相手こそが、ラムちゃん。戦い中にあたるは恋人への思いを叫ぶのですが、ラムちゃんはそれを自分へのプロポーズと勘違いしてしまい……以来、ラムちゃんはあたるの押しかけ婚約者として地球に住み着くことになったのです。

 頭に小さな2本のツノを生やし、虎柄のビキニを着たグラマラスなラムちゃんは、まわりのみんなが認める美少女なのですが、あまりパッとしないあたるにゾッコン。あたるが浮気心を見せるたびに電撃攻撃はするものの、一度「ダーリン」と決めたら脇目も振らずに尽くす姿は、男性にとっては理想の女性像ではないでしょうか(……なんて言ったら、この時代、怒られてしまうかもしれませんが)。

 語尾に「だっちゃ」や「ちゃ」をつけるラムちゃん言葉もかわいくて、連載やアニメを見てマネした人も多かったことでしょう。実はこの言葉、作者の高橋先生が好きな小説『青葉繁れる』(井上ひさし)に出てくる仙台の言葉を使ったのだそうですが、グッと親近感を感じさせてくれました。新作アニメで、またラムちゃん言葉が聞けるのが楽しみですね。

【画像】他にもまだいる! 地球に居着いたマンガの宇宙人(5枚)

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