【漫画】仕事がつらい会社員、女装姿をTwitterに投稿 設定ミスに「恐怖しかない」
会社に行くのがつらいサラリーマンは、趣味の女装姿をTwitterに投稿。すぐに反応がありましたが、彼はTwitterの「ある設定」のために大変なことになっていたことを知らなかったのです……。えをぬさんのマンガに「かわいい」と「恐ろしい」の声が入り乱れています。
気付くと顔面蒼白になること必至の、Twitterの思わぬ設定とは?

「明日会社行きたくねえ~」限界のサラリーマンは、つらい時にすると落ち着く「女装」をすることに。女装姿をTwitterに投稿するとすぐに「いいね」がつきました。しかし彼は、Twitterの「ある設定」のために大変なことになっていたことを知らなかったのです……。
えをぬさん(@ewoewoewonu)による創作マンガ『限界サラリーマンが○○したら会社が大変なことになった』がTwitterで公開されました。Twitterの設定にまつわるヒヤリとするお話に、読者から「これ見た瞬間、顔面真っ青になりながらTwitterの設定確認した」「そんな設定あった?」「恐怖しかない」「女装かわいい」「このあとファンクラブできるところまで読めた」などの声があがりました。
Twitterでこのような設定があることに気付いていない人も多いかもしれません。一度自分のTwitterの設定を確認しておくと安心ですね。
作者のえをぬさんに、お話を聞きました。
ーーえをぬさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
私には妹がいるのですが、幼い頃からふたりで絵本の共同制作を行っていました。歳を重ね、描きたいと思う内容が増えていくにつれ、それが自然とマンガの形になっていったのがきっかけです。
基本的にギャグテイストの作品が多いのも、当時一緒に描いていたものがギャグ系で、それが根本的にあるからだと思います。
ーー『限界サラリーマンが○○したら会社が大変なことになった』のお話はどのようにして生まれましたか?
私自身、日曜深夜に「明日行きたくないなあ」という気持ちになることが多く、これを元に「つらくなったので女装してみた」話を描こうと考えました。この構想自体は数か月前からあったのですが、当初は女装したあとの展開を思いついておらず、筆が進みませんでした。
しかしある日、親しい友人から「Twitterで新しいアカウントを作ったら、アドレス帳の連絡先と同期されちゃったみたいなんだけど、メール来てない?」との連絡が入りました。その時、もしかしたらこの設定を知らない方も多いのではと思い、確認するきっかけになればと、元々あった構想に組み合わせて今回の作品を作りました。
また、「会社に行くのがつらい」が根元にある話なので、バレてつらい! 恥ずかしい! ではなく、登場人物の誰もが幸せになるオチにしました。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
実際に「この連絡先を同期する設定がオンになっていたので、アカウントがバレてしまったことがある」といった声をたくさんいただきました。
なかでも一番印象に残り、驚いたのは、マンガと同じく、女装アカウントがバレてしまった方が複数名いらっしゃったことです。改めて恐ろしい設定だなと思いました。

ーーTwitterでは「創作男の娘漫画」として、かわいい男の子のマンガを多数投稿なさっていますが、これまでに投稿されたマンガで、反響が大きかったもの、ご自身が気に入っているものなどがあればいくつかご紹介いただけますか?
反響が大きかった作品は、『漫画家の部屋に「いる」男の娘の話』です。元々はもっと暗い話で、ボツにする予定だったのですが、ハッピーエンドにしたところ、たくさんの反応をいただくことができました。伏線についてのコメントをいただいた時には、気付いていただけたことに深い感動を覚えた記憶があります。
自分でも気に入っているのは『生徒会長くんはツインテールで可愛い』シリーズと、『腹ぺこインキュバス(♂)が男を逆ナンパしたら○○しちゃった話』です。
『生徒会長くんはツインテールで可愛い』は毎週投稿を始めるきっかけになった作品で、「ツインテール」や「家族愛」、「男の娘だからこそのギャップ」など、自分の好きな要素を存分に表現できていたと思います。
『腹ぺこインキュバス(♂)が男を逆ナンパしたら○○しちゃった話』は、ずっと描きたいと思っていたテーマのひとつである「不健全なようで健全」な作品です。4ページにまとめ上げるのは大変でしたが、コロコロと変わる表情は描いていてとても楽しかったのを覚えています。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
これからも自分の「好き」「かわいい」を突き詰めつつ、元々「男の娘」が好きな方にも、そうでない方にも、多くの方々に楽しんでいただけるような作品作りを心がけたいです。
また、今はひとつのツイートに収まるように4ページのものが中心ですが、長編にも挑戦して、さらに表現の幅を広げていければと思っております。
(マグミクス編集部)