マンガ・アニメ最強の「時間操作能力」3選 結果が残念すぎる不遇キャラも
「時間停止」は最強クラスのはずだけど……
●『Dies irae』藤井蓮の「アインファウスト・フィナーレ」……自分を加速させ周囲を停滞させる
人気ゲーム『Dies irae -Also sprach Zarathustra-』および、アニメ版『Dies irae』の主人公・藤井蓮の3つめの能力「涅槃寂静・終曲(アインファウスト・フィナーレ)」は、『ジョジョ』のプッチ神父の「メイド・イン・ヘブン」と似たような能力ですが、こちらはさらに強力です。
簡単にいうと「自分を加速させ、それに反比例するように相手を停滞させる」という能力。蓮が100倍速くなると相手は100倍遅くなり、結果スピードに1万倍の差が出ます。能力の範囲は蓮が視認できるすべてに及びます。
作品内の設定もあって、双首領と3人の大隊長はこの能力に抗うことができていましたが、この能力を発動されたらふつうはもうお終いでしょう。
●番外編…『ドラゴンボール』ギニュー特戦隊・グルドの時間停止能力
『ジョジョ』のDIOのスタンド「ザ・ワールド」を筆頭に、時間操作系のなかでも一番シンプルながら強力なのが、「時間停止能力」です。相手が止まっているなか、自分だけが動けるわけですから、とんでもなく有利なはずなのですが……。
数々の強者がひしめく『ドラゴンボール』の「フリーザ編」に登場したギニュー特戦隊のひとり、グルドは「時間停止能力」が使える割に不遇な扱いを受けました。見た目も特戦隊のなかで一番チビで弱そうなうえに、クリリンからも「あいつだけ全然大したことない」と評価されています。そして、彼の時間停止能力使用の条件は「息を止めている間だけ」というもの。
呼吸せずに戦うとどうしても持続力が続かず、グルドはもうひとつの能力「金縛り」も使って戦いますが、ベジータ、悟飯、クリリンに敗れました。やはり、『ドラゴンボール』は強さの基準が違います。さらに、「時間停止能力」を使うと「味方も動けなくなる」のがもったいないです。最強クラスの能力の盲点といえるでしょう。
(マグミクス編集部)