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アニメ声優をいじった「中の人ネタ」 林原めぐみさんの代表的キャラが次々登場?

声優さんはアニメの完成度に大きな影響を与える存在であり、注目して見る人も少なくありません。また、同じ声優さんが他作品で別のキャラクターを演じることも多く、それをネタにした「中の人ネタ」も知っているとアニメをより深く楽しめます。今回は面白い「中の人ネタ」をいくつかご紹介します。

ムサシが「中の人」の歴代キャラに変身……

「中の人」鈴村健一ネタにまつわるギャグも多い人気キャラ、沖田総悟が表紙のアニメ『銀魂』DVD(アニプレックス)
「中の人」鈴村健一ネタにまつわるギャグも多い人気キャラ、沖田総悟が表紙のアニメ『銀魂』DVD(アニプレックス)

 アニメで、登場人物を演じる声優さんのことを「中の人」と呼ぶことがあります。同じ声優さんがそれぞれの作品で別キャラクターを演じることも多く、ときには作中でそれがネタにされることも。今回はそんな「中の人」ネタを紹介します。

 まずは、アニメ『銀魂』の第65話「少年はカブト虫を通し生命の尊さを知る」に出てくる「中の人ネタ」から。鈴村健一さん演じる沖田総悟は、超巨大カブトムシ「サド丸22号」の背中に乗りながら「もう倒しちまってもいいですかィ?答えは聞いてやせんけど」というセリフを口にします。これは明らかに『仮面ライダー電王』で鈴村さんが演じていたキャラ、リュウタロスの決めゼリフ「~けどいいよね。答えは聞いてない」のパロディであり、「中の人ネタ」を意識したものでしょう。

 次に紹介するのは『ポケットモンスター サン&ムーン』93話です。ロケット団のムサシがムサバーバラと名乗って、サトシたちの舞台に勝手に登場し、コスプレしまくるのですが……。そこではムサシ役の林原めぐみさんが、他のアニメで演じたキャラクター(らしきもの)が、大集合しています。絵柄や髪の色はムサシ風になっていますが、髪型や服装は元ネタを知っているとニヤリとしてしまうものばかり。『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、『名探偵コナン』の灰原哀、『らんま1/2』の女らんま、『パプリカ』のパプリカなど、枚挙にいとまがありません。

 最後に、アニメ『サザエさん』の作品No.8349「怪盗イソノカツオ」で飛び出した、「中の人ネタ」をご紹介しましょう。「怪盗イソノカツオ」は伊佐坂先生の小説に出てくる探偵のモデルが実は波平だった、というエピソードです。波平役の茶風林さんは『名探偵コナン』では目暮警部の役を演じており、「これは茶風林さんにちなんだ『中の人ネタ』なのではないか」とネットで話題になりました。特に最後のシーンで流れた、ベージュのトレンチコートにハットをかぶった波平の姿は、目暮警部を彷彿とさせます。

(マグミクス編集部)

【画像】声優の「中の人ネタ」を楽しめるアニメ作品(6枚)

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