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節分に読みたい!おすすめ「鬼」マンガ3選 能力バトル、お仕事、日常コメディまで

日本のことわざ、昔話でもよく出てくる「鬼」は、マンガの世界にもたくさん出てきます。今回は総合電子書籍ストア「ブックライブ」の西村さんが、2月3日の節分に読みたい、人びとを魅了する「鬼」マンガのおすすめ作品を紹介します。

ギャグに、バトルに、ミステリーまで…ジャンル多様な「鬼」マンガ

地獄で働く鬼たちの物語を描いたお仕事ギャグマンガ『鬼灯の冷徹』第1巻(講談社)(画像:ブックライブより引用)
地獄で働く鬼たちの物語を描いたお仕事ギャグマンガ『鬼灯の冷徹』第1巻(講談社)(画像:ブックライブより引用)

 古くから「桃太郎」や「一寸法師」などに登場するなど、物語のなかで語り継がれ、日本の歴史や文化とともに人びとと歩んできた「鬼」。「鬼に金棒」や「鬼の目にも涙」といった、日常的にもよく使う慣用句にもたびたび登場するように、その凶暴で恐ろしいイメージとは裏腹に、実は私たちの生活に慣れ親しんでいる存在といえます。

 マンガやアニメの世界でも『約束のネバーランド』や『鬼滅の刃』のヒットに続き、2022年には『うる星やつら』の再アニメ化が決定するなど、ジャンルを問わず「鬼」が登場する作品が続々と話題に。今回は総合電子書籍ストア「ブックライブ」で配信中のマンガのなかから、2月3日の節分に読みたい、人々を魅了するおすすめ「鬼」マンガをご紹介します。

●『鬼灯の冷徹』……主役が「鬼」で、舞台が地獄のギャグマンガ

 アニメ化もされた人気作『鬼灯の冷徹』。ポンコツな閻魔大王の第一補佐官であり、超優秀な鬼神・鬼灯(ほおずき)を中心に、地獄で働く鬼たちの日常を描いたギャグマンガです。

 全部で272種類の部署があるという、作中の広大な地獄の世界。日本の地獄の構造は中国やインドを参考にしたと言われ、それゆえ複雑で多様な宗教観を持ち、ある意味とてもグローバルです。さらに、死後の世界ゆえ、中国やエジプトの神や妖怪、実在した歴史上の人物までユニークなキャラクターが次々と登場し、地獄をにぎわせます。

 仕事が多く、常に人材不足で、鬼灯をはじめ毎日忙しい忙しいと働く鬼たちですが、どこか楽しそう。こんな地獄なら堕ちてみたい、とつい思ってしまいます。

●『鬼を飼う』……鬼を「飼う」!? ほのぼの「あやかし」ミステリー

 舞台は昭和初期の東京、本郷、架空の存在と思われている生き物たち(奇獣)を扱う、一風変わった鳥獣商「四王天」を巡る不可思議な物語です。

 帝大生の主人公・鷹名(たかな)は、ある日不思議な少女に導かれて四王天を訪れ、そこで店主から「鬼」を飼ってみるかと話を持ち掛けられます。エサやりなどの世話はそれほど大変ではありませんが、1日に何度か掛けられる鬼の「謎掛け」に答えられなかったら、なんと飼い主は鬼に喰われてしまうとのこと。しかし、鷹名は好奇心からその鬼を飼ってみることにします……。

 鬼のほか、「サトリ」や「渾沌」など、日本の妖怪や中国神話の魔獣まで、実在したら飼ってみたい(?)奇獣が数多く登場するマンガです。基本的に一話完結で、相手が奇獣だけにおどろおどろしい話もありますが、ほのぼのとした心温まる話も描かれ、登場人物の謎をめぐるミステリー要素もあり、ひとつの作品のなかでさまざまなジャンルを楽しめます。
 

●『鬼門街』……「鬼」の驚異的な力を得た人間の異能バトル

「鬼が出入りする」と言われる街、「鬼門街」に住む高校生・マサト。可もなく不可もない生活を送るごく普通の男子でしたが、ある日自宅で寝ているときに、別の部屋にいた母親を何者かに殺されてしまいます。悲しみに暮れていた彼は、たまたま出会った街の不良にからまれ、瀕死の重傷を負うことに。もうあと数分の命というところで、目の前になんと鬼が現れ、「鬼の力を手に入れないか」と取引を持ちかけてきました。

 地獄行きの運命を受け入れ、驚異的な鬼の力を手に入れることで命を永らえることになったマサト。自分と同じく鬼に魂を売り、鬼の力を得た者との異能力バトルや、母親が殺された事件の真相など、ハラハラドキドキの展開に目が離せなくなります。

 以上、節分におすすめの「鬼」マンガ3作品でした。豆まきのついでにマンガを読むことで、鬼への理解と愛着が深まるかもしれませんね。

(総合電子書籍ストア「ブックライブ」西村)

【画像】鬼への見方も変わる?さまざまなテーマの「鬼」マンガたち(6枚)

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