【漫画】足の悪い飼い主が突然いなくなり、帰りを待つ犬の心の声が「泣ける」「切ない」
足の悪い年配の飼い主と暮らしているシーズー犬。ある日飼い主のもとへ女性が訪れ、一緒に出かけていってしまいました。夜、帰って来たのは女性のみ。「ご主人は?」と思いながら、女性とすごす日々が続き……。イラストレーター・じゅんさんのマンガが切なくて心に響きます。
「ご主人は?」犬の目線で描かれた物語がしみる

足の悪い年配の飼い主と暮らしているシーズー犬。ある日飼い主のもとへ女性が訪れ、一緒に出かけていってしまいました。夜、帰って来たのは女性のみ。「ご主人は?」と思いながら、女性とすごす日々が続き……。
イラストレーターのじゅんさん(@kametan_jun)による創作マンガ『足の悪いご主人とシーズーさん』がTwitterで公開されました。じゅんさんは犬の暮らしを犬目線で描いたマンガ『こんにちは、いぬです』シリーズを投稿中。優しいタッチのイラストが印象的です。
シーズー犬の飼い主へのけなげな思いが伝わってくる今回のマンガには、読者から「切ない」「しみる」「号泣」「よかったね」「優しい世界」などの声があがりました。
作者のじゅんさんに、お話を聞きました。
ーー『足の悪いご主人とシーズーさん』のお話はどのようにして生まれましたか?
『こんにちは、いぬです』という作品を描くにあたって、お犬とご主人のいろいろな関わりやつながりを描きたいなと思い、そのなかでシーズーさんが生まれました。
ーーシーズーさんの心の声が涙を誘います。犬目線での作品ですが、犬の気持ちを表現するにあたって工夫なさっていることはありますか?
工夫ではないかもしれませんが、SNSにていろんなお犬の動画やお写真をよく見ています。その時に、「こんなこと思っていそうだな」とか、「こう思っていたら楽しいな」などと妄想しております。
私は元々お犬が大好きで、SNSにあるあるイラストなどを投稿していたのですが、実際にはお犬と暮らしたことがなかったのです。(現在は暴れん坊ポメラニアンと暮らしております)投稿開始当時は、「お犬と暮らしたい」という強い願望が作品のアイデアにもつながっていたと思います。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば教えて下さい。
いただいたコメントは全てうれしいのですが、特に「うちの子と重なります」や「読んだあとにうちの子のことをもっともっと大切にしたくなりました」など、皆さんのうちの子と重ねていただいたりするお声をいただいた時はとてもうれしかったです。
お犬たちは本当は全然こんなこと思ってないかもしれませんが、「もし」こんなことを思っていたら……というメッセージをお伝えできたらと思っていつも描いております。

ーー単行本『こんにちは、いぬです』が2巻まで発売中です。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか?
いつもそばに置いておいてほしい、お犬マンガです。お犬とご主人、お犬とお犬のいろんなお話が詰まっています。2巻には、作者不詳の詩として有名な「犬の十戒」をマンガ化したものも掲載しております。これからお犬と暮らしたいと思っている方にはぜひ読んでいただきたいです。
ーーTwitterで精力的に犬のマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
Twitter、Instagram、ブログにて連載しており、ありがたいことにコメントをたくさんいただけるのですが、やはりコメントをいただくと「次も描くぞ!」とモチベーションが上がりますね……。皆さんいつもありがとうございます。
(マグミクス編集部)