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グルメ漫画じゃないのに「食レポ」が絶妙な3作品 「沁みこんできやがる……」

不良高校生から飛び出すまさかの語彙

●『ジョジョの奇妙な冒険』

 作中のセリフのほとんどが独特な言語センスで彩られている『ジョジョの奇妙な冒険』は、たまにある食事シーンまで独特です。特に有名なのは、第4部で仗助と億泰がイタリア料理店「トラサルディー」を訪れた際の、億泰の一連の「食レポ」。

 億泰は食前の「キリマンジャロの雪解け水」からデザートの「プリン」まで、あまりの美味しさに「ゥンまああ~いっ」と叫び続けます。また、料理を例える際に「アルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味」や「たとえるならサイモンとガーファンクルのデュエット! ウッチャンに対するナンチャン!」「大して好きでもねェ豆をフト気づいてみたら一袋食ってたっつーカンジ」など、不良高校生とは思えないワードセンスを駆使していました。

 散々食事を楽しんだ挙句、店主・トニオのスタンド「パール・ジャム」の効能で、健康まで手に入れるなんて羨ましい限りです。

『ジョジョ』では他にも、ジョセフがイタリアで食べる「イカ墨パスタ」や、花京院の「さくらんぼレロレロ」、ブチャラティチームの食卓、ヴェルサスがプッチ神父のために行うテイスティング、ジャイロが淹れるコールタールみたいな「イタリアンコーヒー」、豆銑礼が追っ手が来ているにもかかわらず作る「ロマノフ」など、多岐にわたる奇妙な食事シーンが思い出されます。

(マグミクス編集部)

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