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突然死んで読者が衝撃を受けたキャラ4選 「最初からいなくなる予定」だった?

マンガ作品の物語の序盤で、重要キャラがいきなり死んでいなくなることがあります。作者側の都合だったり、衝撃を与えるための演出だったり……今回は、いきなり死んで読者を驚かせたキャラたちを振り返ります。

「タッチ」の意味が衝撃的?

上杉達也の双子の弟で野球部のエース・和也が交通事故で突如帰らぬ人となる『タッチ』7巻(小学館)
上杉達也の双子の弟で野球部のエース・和也が交通事故で突如帰らぬ人となる『タッチ』7巻(小学館)

 重要キャラが比較的序盤に突如死ぬ……そんなマンガの展開は読者を驚かせ、作品全体の印象も大きく左右します。今回は特にびっくりする、「いきなり死んだキャラ」たちを振り返ります。

●『タッチ』の上杉和也

「いきなり死んだキャラ」の代表格といえば、やはり『タッチ』の上杉和也でしょう。正直「和也が死ぬ」という展開はあまりにも有名すぎるので、今から後追いで同作を読む読者が同じ衝撃を味わうことは難しいですが、リアルタイムの読者や、TVアニメを見ていた人たちはまさかの展開に騒然となりました。

 上杉達也と和也の双子の兄弟と幼なじみの浅倉南の3人の恋模様を描いたラブコメと、スポーツ青春ものを合わせたマンガ……と思っていると、夏予選の地区決勝試合に向かった和也がその直後に子供を助けようとしてトラックにはねられてしまうのです。そのままあっけなく帰らぬ人となり、穏やかな死に顔にかの有名な達也の「ウソみたいだろ。」のセリフがかぶさります。わかっていて読み返しても、ここはショッキングです。

 そして、連載終了から30年経った2016年に「月刊少年サンデー」掲載のインタビューで、あだちみつる先生が「(和也)は最初から殺すつもりだった」「『タッチ』の意味は(和也から達也への)『バトンタッチ』の『タッチ』」と明かし、またしても読者に衝撃を与えました。

●『金田一少年の事件簿』佐木竜太

 佐木竜太は人気ミステリーマンガ『金田一少年の事件簿』ファイル4の「学園七不思議殺人事件」編で初登場した不動高校の生徒で、常にビデオカメラを回している変わり者の少年です。ミステリー研究会の部員でもあり、金田一一の名推理に感銘を受けるなど「ザ・助手キャラ」という雰囲気だったのですが……。

 佐木はファイル7の「異人館ホテル殺人事件」編で偶然ある映像を撮ってしまったことが原因で、犯人に口封じで殺されてしまいます。彼の首つり死体を一が発見するシーンは、シリーズのなかでもかなりのトラウマ場面です。

 その後、ファイル10の「金田一少年の殺人」で、そっくりすぎる弟・佐木竜二が登場し、一は最初、幽霊と勘違いします。その後、竜二は兄の遺志を継いで、何度もビデオカメラの映像で事件解決に貢献しました。

 ちなみに竜太はその後も定期的に、幽霊としてコマの背景にいたり、一の夢に出てきたりしています。また、アニメでは殺されかけるだけで一命をとりとめ、原作の弟・竜二のポジションでその後も登場。ドラマ版では、異人館ホテルの事件に同行していないので普通に存命しています。

【画像】味方も敵も予想外のタイミングで死ぬ名作マンガたち(4枚)

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