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ジャンプのツッコミ役ヒロイン6選 可憐で常識人、時にボケを繰り出すキャラも?

魔人相手にもちゃんとツッコむ

●『左門くんはサモナー』天使ヶ原桜

 性格の悪いサモナー(召喚術士)左門君がさまざまな騒動を起こしたり、解決したりするギャグマンガ『左門くんはサモナー』のヒロイン、天使ヶ原桜はまさに天使のような性格の美少女ですが、同時に強烈なキャラたちへの対応に大忙しなツッコミ役でもありました。

 左門君が召喚する悪魔だけでなく、昔からの友達の嬉村笑美や嫌田悲恋(ヤ―さん)も奇天烈な行動ばかりするので、それをツッコミつつ諫める優しい常識人……かと思いきや、大好物の手羽先のことになると狂暴な一面を見せます。また、不良の妹の輪(りん)への対応をはじめ、ツッコミの域を超えてブチギレると誰よりも怖くなるなど、設定がモリモリのキャラで、人気投票では1位となりました。

●『ボボボーボ・ボーボボ』ビュティ

 話がほとんどギャグだけで構成されている破天荒なマンガ『ボボボーボ・ボーボボ』の作中で唯一の常識人で、ジャンプでも随一のツッコミキャラ・ビュティ。明るく優しい性格で、本来はかわいらしい女の子ですが、ボボボーボ・ボーボボや首領パッチらが毎話「ハジケ」まくるので、彼女は目玉が飛び出し、歯がむき出しになるほど叫びまくっています。

 長く説明的なツッコミもしますが、あまりにハジケられてしまうと「なんで!!?」「そーなの!!?」「わああああああ!!」とシンプルリアクションでまとめるなど、自在なツッコミも見せます。時々、あまりの事態にツッコミを放棄する場面もありました。

●『魔人探偵脳噛ネウロ』桂木弥子

「謎」が主食の魔人で、魔界の謎を食べつくしたネウロが人間界にやってくる『魔人探偵脳噛ネウロ』のヒロインで、もうひとりの主人公・桂木弥子。ネウロの隠れ蓑として、女子高生名探偵に仕立てられた彼女は、ネウロの傍若無人なふるまいだけでなく、毎回の事件で出会う犯人やその他の変態たちにも振り回され、ツッコんだり、戸惑ったり、時には核心を突く発言もする苦労人でした。何かと冷や汗をかいて、顔に縦線が入ってることが多いヒロインです。

 基本的には常識人……ですが、細身に反して食欲と胃袋の容量が無尽蔵で、回転寿司のレーンを止めたり、ホテルバイキングを全滅させたり、巨大アロワナの丸焼きをあっという間に半分食べたり、海底に潜って貝を食べ続けたりと、とんでもない食べっぷりを見せます。本人がその異常さに気づいていない部分もあり、シリアスな場面でもさりげない大食いボケが挟まれて、周りや読者から突っ込まれる存在でもありました。

(マグミクス編集部)

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