【漫画】痔になった漫画家、重症で即手術! 激痛の体験記に「分かる」「ごめん、笑った」
漫画家のぬら次郎さんは、ある日突然「痔」を発症しました。お尻の激痛に耐えかねて肛門科を受診すると即手術が決定し、その後壮絶な体験をすることに……。勢いとユーモアのある実録マンガに、共感しつつも笑ってしまう読者が続出しています。
壮絶な体験記なのに、描写が面白すぎて「笑っちゃいけないけど笑ってしまう」

漫画家のぬら次郎さん(@nurajirou)は、ある日突然「痔」を発症しました。お尻の激痛に耐えかねて肛門科を受診すると、痔核が3つになって脱肛もしており、すごい腫れで「何でこんなになるまで来なかったの」と言われるほど。そして即手術が決定し、その後壮絶な体験をすることに……。
この時の体験を描いたマンガ『痔が爆発して死にかけた話』がTwitterで公開されました。痛々しい様子が伝わりつつも、勢いとユーモアのある描写に思わず笑ってしまう実録マンガです。
読者からは「大変でしたね」「私も手術をしたのでつらさはよく分かります」「生きてるだけで痛いの本当につらい」「スピード感がすごい」「勢いがよくて申し訳ないけど笑ってしまった」「面白すぎる」などの声があがりました。Twitter投稿は3万いいねを超える反響が集まっています。
作者のぬら次郎さんに、お話を聞きました。
ーー痔を発症されたのは最近のことでしょうか? 今回マンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。
3年ほど前の話になります! 今回の投稿は昔のマンガを再掲したものです。当時は『猫パン日記』というエッセイを描いており、そのネタになるな!! とマンガにしました。
ー-マンガでは勢いとユーモアのある描写でつい笑ってしまいますが、実際はつらかったことと思います。振り返ってみての感想や、現在の体調などについて教えて下さい。
痛み以外は楽しかったです! 私を突き動かすのは好奇心です。死ぬ病気ではありませんし、自分は未知の体験が大好きなので、これもまた人生経験だ! とウキウキすらしていました!
痛いのはつらかったけれど、それもその時だけで、今ではこの話は友達に話せばウケるド定番の話となり、いい経験をしたなと思います。現在お尻の方は痔核も脱肛もなく、快適に生きられるようになりました!
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「勇気づけられた」という意見が一番うれしかったです!

ーー「コミックNewtype」にて連載中の『小さな紳士と山の化け物』について、単行本1巻が2022年3月10日に発売予定です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?
小さな猫の紳士・ネロは恋愛を知らず生きてきました。だけどある日、止められたにも関わらず山を歩いていて化け物に出会います。そしてその時彼は人生で初めての恋をしてしまうのでした……というお話です。
見どころは猫紳士がお嬢さんを振り向かせようと頑張るところ、そして化け物のお嬢さんの過去についてです! 単行本には丸ごと1話分ぜいたくに描き下ろしがあるので、よろしくお願いします!
ーーマンガやその他で、今後挑戦してみたいことについて教えて下さい。
創作で面白いマンガを皆さんに見てもらいたいのと、昔やっていた絵画をまたやりたいです。どんどん知識欲を満たして、それをマンガに描きたい!! また自分自身も面白い方向へ走っていけるような人物でありつづけたいと心からそう思います!
(マグミクス編集部)