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『鬼滅の刃』吾峠先生の「言語センス」が独特すぎる 思わず言いたくなるセリフも

人気アニメ『鬼滅の刃』では、「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」などインパクトのある名セリフも魅力のひとつ。ネット上では、原作者である吾峠先生の「独特な言語センス」が話題になっていました。今回は、ユニークな言葉選びや言い回しが印象的なセリフをいくつかご紹介します。

読者の心をつかんだ「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」

物語冒頭から、冨岡義勇の名シーン、名言が描かれた『鬼滅の刃』1巻(集英社)
物語冒頭から、冨岡義勇の名シーン、名言が描かれた『鬼滅の刃』1巻(集英社)

 令和の大ヒット作品『鬼滅の刃』。手に汗握る展開もさることながら、思わず言いたくなるようなインパクトのあるセリフも魅力のひとつです。ネット上でも「吾峠先生の言語センスって独特だよね」と話題にのぼっていました。印象的な言葉選びや言い回しで読者をひきつけた、鬼滅キャラたちの名(迷)言を振り返ります。

 まずは言わずと知れた名シーン、水柱・冨岡義勇の「生殺与奪(せいさつよだつ)の権を他人に握らせるな!!」からご紹介します。これは「妹を殺さないでください」と土下座する炭治郎に対して放った一言。さらに「奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す? 仇を見つける?」「笑止千万!!」と一喝します。家族を失って間もない少年にかけるには厳しすぎるものの、結果的に炭治郎の運命を変える言葉となりました。

 同セリフは読者の間でも人気が高く、「鬼滅で初めて知った言い回しだけどすごく胸に刺さった」という声が。吾峠先生の巧みな言葉選びに対して、「『生殺与奪の権』なんて普通に生きてたら出てこないよな……」と不思議に思うファンの声も少なくありません。

 また風柱・不死川実弥の弟である不死川玄弥の台詞も話題にあがっていました。それは「刀鍛冶の里」での戦闘時、玄弥が心のなかで叫んだ「忿懣(ふんまん)やる方ねぇ!!」という言葉。「忿懣やる方ない」とは、どうしようもなく腹立たしいといった意味ですが、日常生活で使うことはなかなかなさそうですよね。

 気が弱くてビビリな我妻善逸のセリフにも、吾峠先生らしい言語センスを感じるシーンが。鼓屋敷に潜入する際、突然話しかけられて驚いた善逸は「心臓が口からまろび出る所だった」とガタガタ震えます。

「まろび出る」は「転び出る」と書き、文字通り「転がるように出る」という意味の言葉。まさに心臓が口からポロっと転がり落ちてしまうほど驚いた、という意味でしょう。あまり聞き慣れない言い回しですが、「語感が良くてなんか良い」「善逸っぽいよね」と印象的なセリフです。

(マグミクス編集部)

【画像】『鬼滅の刃』独特な言語センスの名シーンを振り返る(3枚)

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