『ジョジョ』の戦闘以外にも使いたい便利スタンド5選 「励まし上手」な良いヤツも
『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部以降は、さまざまなスタンド能力を駆使した戦闘に興奮させられます。そんななか、バトルだけではなく、日常生活においても「これが使えれば一生役立つのでは?」と思えるスタンドも登場しました。今回は選りすぐりのお役立ちスタンドを紹介します。
料理が得意なら特に欲しい「パール・ジャム」

『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部以降は、さまざまなスタンド能力が登場し、その戦いに興奮させられます。一方、なかにはバトルだけでなく、いろんな用途に使ってみたいと思うスタンドも登場しました。今回はそんな平和な「お役立ちスタンド」を紹介します。
●運勢があがり、魅力が向上する「シンデレラ」
第4部に登場した、エステティシャン・辻彩の「シンデレラ」は、なかなかの「お役立ちスタンド」です。このスタンドは、対象の人相や手相、バストの形などを変え運勢をアップさせる、「幸福の顔」を作り上げる能力をもっています。
作中では広瀬康一が大好きなヤンデレJK・山岸由花子が、そんな「愛を捉える」施術を受けます。施術とはいっても見た目は大きく変わりませんが、肉体のイメージを変換することで人間的な輝きや魅力が増し、康一が由花子に好意をよせるまでに運勢がアップしました。
30分しかもたず、定期的に口紅を塗る必要があるのが難点ですが、その後、吉良吉影に無理やり川尻浩作の顔と指紋を移植させられているので、やろうと思えば本体の死後も維持可能な整形手術のようなこともできるようです。辻彩は同じ町に殺人鬼が住んでいたせいでとんでもない悲劇に見舞われましたが、この能力自体は平和利用できて、相手も大喜びなので、ぜひ使ってみたいスタンドです。
●医者いらずの「パール・ジャム」
第4部に登場した、イタリアンシェフのトニオ・トラサルディー。彼のスタンド「パール・ジャム」も、一生役に立つ能力です。
「パール・ジャム」を料理に潜ませれば、食べた者の不調な部分を治癒させることができます。トニオの料理を食べた虹村億泰は、肩こりや虫歯、下痢を治してもらい絶好調になりました。そんな便利な能力である一方、治癒する場所が異常な反応を示すのがちょっと怖いです。例えば肩こりの治療の過程ではソフトボール大の垢が排出されますし、下痢の治療では腸が腹を突き破り露出するなど、同席していた東方仗助がドン引きするほどの作用が起きます。
しかしそんな異常反応に目をつむれば、病気や不調が治るのでぜひ欲しい能力です。ちなみになんでも治せるわけではない(特殊な食材が必要なことも)こと、料理の味自体はスタンドとは関係なくトニオさんの腕前であることは念頭に入れる必要があります。