【漫画】授業中「手話」の本を隠し読み 先生に呼び出され、怒られる?「素敵」「いい話」
授業中、こっそり手話の本を読んでいる男子生徒を見つけた先生は、放課後彼を呼び出しました。怒られそうな雰囲気ですが、先生が言ったこととは……? 羊の目。さんのマンガが「素敵」と反響を呼んでいます。
生徒を呼び出した先生の言葉に「理解のある先生」「響く」

授業中、こっそり手話の本を読んでいる男子生徒を見つけた先生は、放課後彼を呼び出しました。怒られそうな雰囲気ですが、先生が言ったこととは……?
羊の目。さん(@odorukodomo8910)による創作マンガ『手話と先生』がTwitterで公開されました。「手話をする時のポイント」をテーマにしたという今回の作品には、読者から「いい話」「素敵」「先生かっこよすぎる」「嫌な先生かと思ったらめちゃくちゃいい先生」「先生の言葉が響く」「これ本当に大事」「やっぱり笑顔は最強」などの声があがり、3万いいねを超える大きな反響がありました。
作者の羊の目。さんに、お話を聞きました。
ーー『手話と先生』のお話はどのようにして生まれましたか?
まず「手話」に主軸をおいた話作りを始めたのは、『Coda コーダ あいのうた』という素晴らしい映画を観たことがきっかけです。こちらぜひご覧いただきたいです。
そこから手話に関する本を読み、会話のなかで気持ちを伝える際には手話のほかに表情やジェスチャーなどの非言語コミュニケーションがとても重要になるということを学びました。今回の話はその重要なポイントをいかに伝えられるかをいろいろな角度から考えたうえで生まれました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
先ほど回答したように、この話は「非言語コミュニケーションの重要性」にポイントをおいたマンガでした。しかしそれと同時に先生の対応(頭ごなしに怒らない、生徒のことをよく見ているなど)にも注目していただいたコメントがたくさん寄せられたことに驚きました。しかしその対応があったからこそ、今回たくさんの方に伝えたいことを伝えられたように思いますので、その点も含めとても良かったと思っています。

ーー新刊『アウトサイダーズ』が発売中です。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか?
かなりの枚数を描き下ろしたので、すでにSNSなどで原作の内容を知っている方も新鮮な気持ちでお楽しみいただけるかと思います。見どころはしいてあげるなら第3章の話です。今回の本の主軸となる部分ですので、ご注目ください。
ーー前回のインタビューで「新刊では大きな挑戦をしている」とおっしゃっていましたが、それについて教えていただけますか?
今回の本は従来の4コママンガスタイルだけではなく、コマ割りマンガとして描かれた話が収録されている点です。こちらもとても新鮮な感覚でお楽しみいただけるかと思います。よろしくお願いいたします。
(マグミクス編集部)