マグミクス | manga * anime * game

コントローラーがぶっ壊れる? 連打・荒技集「おすすめできない」「メーカーも想定外」

ゲーマーなら誰しも、独自の「連打」方法を確立しているのではないでしょうか。スピードが重要視されるゲームの連打は試行錯誤がされ、ゲームジャンルごと、いくつもの「技」が開発されています。本記事では、知っている人は知っている……おなじみの連打方法からコントローラーに試されてきた荒技の一部を紹介します。

親指じゃ遅すぎる…あくなき「連打」への探究心

「3Dスティック」を壊した人も多いのでは? 64のコントローラーに試行錯誤 (C)Nintendo
「3Dスティック」を壊した人も多いのでは? 64のコントローラーに試行錯誤 (C)Nintendo

 16連打に及ばずとも……。ゲームが趣味の方なら誰しも、無意識に自分の得意なボタン「連打(連射)」スタイルを確立しているのではないでしょうか。

 とにかくスピードを求められる連打は、ゲーム機筐体やゲームジャンルによっても試行錯誤が繰り返されてきました。なかには、コントローラーの劣化を早めることが懸念される技も開発されてきました。

 この記事では、知っている人なら当たり前。ゲーマーの情熱が生んだボタン連打テクニック、並びにコントローラーの極端な使用方法と荒技をご紹介します。

 まず、高橋名人の代名詞、1秒間の16連打には通称「たたき撃ち」と呼ばれる技術が使われています。またの名を「痙攣(けいれん)打ち」とも呼ぶ理由は、腕に思い切り力を入れた時の痙攣を指先の震えに集中させて、素早くボタン入力することに由来します。

 一世を風靡した16連打は、指ではなく腕全体に負担をかけていたことに驚く方も多いかもしれません。「たたき撃ち」は最もメジャーな連打方法としてゲームファンの間で広く知られており、自然に類似したスタイルに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。

 また、ゲームセンターのシューティングゲームに用いられることの多い「ピアノ打ち」は人差し指と中指2本を用いた連打方法ですが……薬指を用いることでさらなるスピードアップをはかる猛者もいます。

 他にも、フレーム単位の反射神経が求められる格闘ゲームでは複数の指をスライドさせる「ずらし押し」、その発展形「辻式入力」など……。数え上げればきりがありません。

 もちろん、家庭用ゲーム機のコントローラーで実践できる連打方法も多く編み出されてきました。弾いた「定規」の振動を利用するという懐かしい方法や、爪でボタンをスクラッチする「こすり連打」を思い出した方もいるのではないでしょうか。

 指の腹ではなく爪を酷使する「こすり連打」はコントローラーの早期劣化を招くばかりか、指にも大きな負担がかかる荒技です。肝心のゲーム画面に集中できないほど、指先に神経を集中させる必要もあります。

「指とボタンとの間に布を挟んで、滑りを良くする」方法を実践するプレイヤーも少なくありませんでしたが、決してオススメできる連打方法とは言えません。ゲームセンターで用いるプレイングはご法度です。

【画像】連打でコントローラーがダメになるゲーム(6枚)

画像ギャラリー

1 2