【漫画】宇宙で衰弱した地球人に、食事係のタコ星人は? 言葉のない交流の結末が泣ける
ここは宇宙。地球人がタコの風貌をした宇宙人に食事を与えられています。しかし地球人は食べようとせず、無理やり食べさせようとすると目から大粒の涙。宇宙人は意味が分からず、「地球人 目から水分 なぜ」と検索し……。モフ缶さんが公開した不思議な物語の結末が感動を呼んでいます。
言葉が通じないふたりが、立場を超えてお互いを思いやる「泣いた」「切ない」

ここは宇宙。地球人らしき生物が、タコの風貌をした宇宙人に食事を与えられています。しかし地球人は食べようとせず、無表情で一点を見つめたまま。無理やり食べさせようとすると、地球人の目から大粒の涙が。宇宙人は意味が分からず、「地球人 目から水分 なぜ」と検索し……。
モフ缶さん(@peroty6e)がTwitterで連載していた、地球人と宇宙人の不思議な交流を描いたマンガが完結しました。作中の地球人と宇宙人は言葉が通じないため、ほとんどセリフがありません。状況説明もなく物語は唐突に始まり、表情や動きの描写でストーリーは進んでいきます。

謎に包まれた物語に読者も初めはとまどい気味で、「どういうシチュエーション?」「ハラハラする」「どうなるの?」「続きが気になる」といった声があがっていました。しかし地球人の絶望感と宇宙人の献身的な姿が対照的に描かれた作品に不思議と引き込まれ、やがてふたりが心を通わせていく様子に胸を打たれていきます。そして物語は悲しく切ない結末へ……。
結末まで読んだ読者からは「泣いた」「ただただ切ない」「たまらない終わり方」「言葉なんてなくても愛情は伝わるんですね」「どこまでも優しいふたり」「タコさんのキラキラした目にグッときた」「種族を超えた友情」「続編希望」など、感動の声が相次ぎました。Twitter投稿は1万いいねを超える話題作となっています。
作者のモフ缶さんに今回の作品についてお話を伺おうとしたところ、「特に語ることがない」との回答。あえて作品の解説はせず、読み手がそれぞれの解釈で何かを感じればよい、という作者の姿勢が垣間見えました。
モフ缶さんはTwitterで創作マンガのほか、日常エッセイや愛猫・しーちゃんのエピソードを描いたマンガも公開しており、単行本『今日もゆるっとがんばった 猫もおるよ』が発売中。また、さまざまな動物のイラストがかわいいLINEスタンプが多数販売中です。こちらもぜひチェックしてみて下さい。
●モフ缶さん 過去のインタビュー
愛猫から「ザリ…」という音 意外なものをなめていた! 理由が分からず困惑…
https://magmix.jp/post/61761
愛猫に話しかけながら号泣! 飼い主の思いに「分かる」「私だけじゃなかった」
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(マグミクス編集部)