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マンガだと珍しい?若く見えて意外と年齢が上だったキャラたち 波紋の力はすごい…

マンガやアニメでは、貫禄があるのに設定年齢が意外と若いキャラがよく登場します。たとえば、『機動戦士ガンダム』のブライトは19歳、『ジョジョの奇妙な冒険』4部の岸辺露伴は20歳と、見た目や言動のわりには年齢は若いです。今回はその逆で、割と珍しい「見た目より案外年を取っているキャラ」を紹介します。

最強美魔女のビスケ

意外と30代だったリヴァイが表紙先頭に描かれた『進撃の巨人』5巻(講談社)
意外と30代だったリヴァイが表紙先頭に描かれた『進撃の巨人』5巻(講談社)

 マンガやアニメのキャラは、例えば『北斗の拳』のケンシロウが18才だったり、『サザエさん』のアナゴさんが27才だったりと、見た目よりはるかに若いことがしばしばあります。一方その逆で、見た目は若いのに、年齢が意外といっているキャラはちょっと珍しい部類です。今回は、そんな見た目のわりに年をとっているキャラを紹介します。

●『HUNTER×HUNTER』ビスケット・クルーガー

 ゴンとキルアが「グリードアイランド」で出会った少女ビスケット・クルーガー、通称ビスケ。ゴンとキルアの才能に惚れ、念のコーチを買って出ました。見た目はゴンらとは少し年上に見える少女ですが、その実力はケタ違いで、賞金首ハンター「ビノールト」と戦った際には、一撃で勝利を収めます。

 そんなビスケは、実はその年齢なんと57歳。このギャップに、キルアは「ババァ」と失言し何度か殴られています。ビスケにとって可憐な少女は仮初の姿で、本来は成人女性の顔つきかつ、肉体はムキムキマッチョ。身長も対戦した176センチの敵とくらべ、はるかに大きい背丈をしています。

 ビスケ自身が元の姿のムキムキ状態が嫌いかつ、敵に対し「切り札を隠す」という理由で少女の姿をしているそうです。

●『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』緋村剣心

 人気時代劇マンガ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の主人公・緋村剣心は、見た目は少年のように若々しく美形の流浪人です。しかし、その素性は長州派維新志士で、幕末には伝説の「人斬り抜刀斎」として恐れられた暗殺者でした。

 人斬りとして暗躍したのは14~19歳で、最初は上記の暗殺業、その後は新選組などの幕府方の剣客から仲間を守る遊撃剣士として活躍しています。その後、「鳥羽・伏見の戦い」に参戦したあと、失踪しました。

 このような過去を持つ剣心の、物語開始時の明治11年時点の年齢は28歳。それを知った神谷薫や明神弥彦らは、驚愕していました。また、剣心の師匠「比古清十郎」も20代後半くらいに見える容姿をしていますが、その実43歳。ふたりの年齢を知った巻町操は、「飛天御剣流にはきっと不老の秘術があるんだ」と混乱した様子を見せていました。

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